会長増田好子のコラムVOL.97 小学生のテスト対策
小学生のテストがいつ実施されるかはわからない学校も多いのですが、テストが実施される日程がわかった時点でhakken.の校長までお知らせいただくと幸いです。
中学生にもよくあることですが、定期テスト対策の学習をすると以前学習したことをすっかり忘れていて、本人もびっくりすることがあります。
特に、中学1年生の最初の定期テスト対策のとき以前できていた問題ができないことに気が付くお子さまが多いようです。もちろん優秀なお子さまでも同様です。
小学校ではいくつもの単元を一度に学習することがほとんどなく、一単元が終わったらすぐテストを実施することが基本です。だから4月に習ったことを5~6月になると忘れてしまうことを本人も気づかないまま中学校の定期テストを迎えてしまいます。
hakken.では、ほとんどの生徒さんが先取り学習をしているため、以前学習したことを忘れてしまうことがあります。
しかし先取りをすることに意味がないわけではありません。先取り学習をすることで、思い出したときには以前以上に理解が深まり、定着力が高まります。
先取り学習のメリットは、
① お子さまの能力の器を広げること。
② 先取り学習をすることで時間的な余裕ができ、苦手分野の学習に時間をかけられること。
③ 先取り学習をすることで、テスト対策の時間が取れること。
などがあります。
成績を上げるためには、この先取り学習と、一度覚えたことを呼び起こし、呼び起こすことを繰り返し行うことで『忘れない脳』を作ることが大切です。
ぜひおうちでもやっていただけると幸いです。