教室便り2611号 ケアレスミスをなくす方法
hakken.では中学生を対象にテスト後、一緒に振り返りを行っています。
一緒に振り返りをしていると、よく出てくる内容が「ケアレスミスをなくす」です。
お子さまが「ケアレスミスをなくす」と言ったときに、いつも「どうしたらケアレスミスはなくせるの?」と聞くようにしています。
ほとんどのお子さまは「しっかり見直しをする」と答えます。
ここで重要なことは、お子さま自身が具体的な対策をとっているかどうかです。
この曖昧な言葉を、具体的にどのような行動に移すか決めることで、ミスはなくなっていきます。
まず前提としてふたつのことを自覚することが大切です。
ひとつ目は、ミス=不正解と思っているかどうかです。
本当はわかっていたけどミスしただけ、と考えてミスをしたことをそのままにし、対策をしていないことが多いです。
ふたつ目は、自分=ミスをする、と思っているかどうかです。
人間である以上ミスをしない人間はいません。
ミスでテストの点数を落とさない子のほとんどは、自分がミスをする前提で問題を解いています。
次に、ケアレスミスをなくす対策として大切なことをふたつご紹介します。
ひとつ目は、自分がミスをしやすいパターンを知ることです。
勉強をしていて間違えた問題は、直しをするだけではなく、自分がどういったときにミスをしやすいのかを知り、次に同じような問題に出会ったときにミスを防げるようにすることが大切です。
たとえば、英語の問題で三単現のsを忘れやすいなら、英文を書いた後、必ず動詞の形をチェックする。
数学の問題なら、途中式を詳しく書く。符号間違いをしやすいなら、符号を強調して書く。このように具体的な対策をとっていくと、ミスは減っていきます。
ふたつ目は問題を解きながら見直しをすることです。
時間が余れば見直しをすると決めていると、時間がないときは見直しができません。
特に入試本番などは時間が足りないことが多いので、普段から問題を解きながら、ミスをしていないかを確認していく必要があります。
ここで自分がミスをしやすいパターンを知っていると、具体的に何に気をつければいいのかが分かるので、さらにミスをしにくくなります。
テスト本番は、普段勉強しているときよりも緊張したり、あせったりして、ミスをしやすい状況にあります。
ミスをなくすには、テストのときだけ気をつけても、ミスがなくなることはまずありません。
普段の勉強でミスがなくなれば、本番でもミスはなくなってくるので、普段の勉強のときから、ミスを減らす対策をとっていきましょう。
