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教室便り2203号 今年度大学入学共通テストの傾向と今後求められる力

2022年1月15日・16日に大学入学共通テストが実施されました。

今年度は多くの資料などから適切に情報を読み取り解答する問題や資料の内容と学習内容を結び付けて考える問題などが多く出題されました。

前年より平均点が下がった科目が多く、全体的に難化した年になりました。


昨年から始まった大学入学共通テストの大きな特徴は、

①教科書の内容さえ覚えていれば解けるという問題は少ない、②文章や資料を読んで考える問題が多いことです。

一方で読解力や論理的に思考する力があれば中学校で学習した範囲の内容でも解くことができる問題もありました。

ただそれらの問題も、多くの受験生が解けているわけではありませんでした。


大学入学共通テストの傾向が変わったことで、今後他の大学入試の試験内容はもちろん、高校入試なども大学入学共通テストの内容に合わせて変化していくことが予想されます。

この変化はこれまでの暗記中心の勉強から、学び本来の目的である知識を学び、得た知識を活かすことが求められているとも言えます。


ただこれらの変化に対応するためには、短期間で対応するのでは難しいものがほとんどです。受験生になってからではなく、早期から対策をしていくことが必要です。そのためには、日ごろから教科書に書いてある内容を覚えるだけでなく、理解することが大切です。具体的にはまずは2つのことを意識しながら勉強することをお勧めします。


教科書の文章、問題文の文章をよく読む(読解力)

「なぜそうなるのか」「なぜその答えになるのか」ものごとや答えの根拠を考える(論理的思考力)


まず一番大切なことは文章の内容を理解する力(読解力)です。

文章内に分からない単語(語句)があれば意味を調べる、この文章の主語と述語は何か、など文章を細かく読み、書いてある内容を正確に理解できるようにしていきましょう。

そして、答えや用語を丸暗記するのではなく、その答えや用語を他人に説明できる、自分の言葉で表せられるようにしていきましょう。

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