会長コラム(6ページ目)
Column

会長増田好子のコラムVOL.3 明確な目標を持たせよう!!
hakken.では、学習を始める前に将来の夢や学習目標を書いています。なぜ、目標が必要か?それは、人間は心を持つ動物だからです。同じ学習時間同じ学習内容同じ能力でも、お子さまによって習熟度がまったく違うのは、目標を持って学習しているか否かが大きく影響します。 次のテストで、必ず90点以上とる。必ず地域1番校に入りたい。など目標を持つと、不思議と行動が変わります。『あっ!!この問題、前やったのに忘れてる』このように思って学習するだけで、脳は『次は忘れまい』と指令を出すのです。これだけ聞くと、それはそうだよね。と思っていただけるはずです。この思いこそが、学習効果を格段違うものに導くのです。 また、工夫も生まれます。今回のテストでは目標点がとれなかったとしても、目標を持っていれば『何がいけなかったんだろう』と考えます。そうすればおのずと学習に工夫が生まれ、次は必ず、目標点をとろうと意識が働きます。 では、どうすればお子さまは、目標が持てるのでしょうか。極論を言えば、自分で目標を見つけていくのではなく、お家の方が目標を持たせます。 たとえばあなたは優しいから看護師さんに向いてるね。それならば、○○高校に入れば、看護師さんになりやすいね。そのためには、テスト5教科で400点は、必要だね。今300点だから、まずは今度のテストで、320点狙っていこうか。そのためにどうする?というふうに明日からの行動につなげていくことです。 ポイントは高い目標や計画を立てないこと。計画が続かなかったら途中で計画を見直すこと。うまくできなくても叱らないこと。そして、お子さまが家族に持っている不満を解消するような約束をしてあげましょう。たとえば、『すぐ怒るからいや』だとお子さまが思っているなら、~について怒らないという約束をするなどです。まずは3ヶ月やってみて下さい。お子さまは確実に変わっていかれます。

会長増田好子のコラムVOL.2 家庭学習は時間を計って行おう
家庭学習で成績を上げるためには、集中して学習することが不可欠です。家庭学習の効果が出ないお子さまは、家庭学習が作業になっていることが往々にしてあります。頭を使わずに漢字を羅列する。教科書を写す。問題集を学習しても間違った問題、わからなかった問題は、ただ答えを見て書き写す、といった家庭学習になっていないでしょうか。 本来は100点が取れるまで覚えて、自分でテストすることが必要です。間違ったり、わからなかったりした問題は、なぜこうなるかの説明ができるまで学習することが必要です。 家庭学習が作業のみになりがちなお子さまは、だらだらと時間を掛けて学習しているという特徴があります。 そこで家庭学習を始める前に、何分でするかの時間目標を立てます。そうすればだらだら学習はなくなり、集中することを覚えます。結果、頭を使った学習が容易になっていきます。時間を計って学習することのメリットはまだあります。お子さま自身が自分の力量がわかり、テストの時間配分をうまくできたり、何よりも作業力が付いてきます。 ですが、それでも集中できないお子さまもいらしゃるかと思います。その場合は、自分の部屋でお勉強をしないで、お家の方の目が届くリビングやダイニングで、学習することをお勧めします。それでもうまくいかない場合は、小学校高学年であろうと、中学生であろうとお家の方の目の前で、学習させることが必要です。 学習習慣は、お子さま一人では身につかないものなのです。まずは、3ヶ月やってみて下さい。お子さまは、きっと変わっていくはずです。

会長増田好子のコラムVOL.1 感謝の気持ちが視野を広げる‼
わたくしの周りに、 『ありがとう』 をとても上手に伝えてくださる方がおみえになります。その方にお伺いしたら、 私も教えていただいたことですが、 人に何かしていただいたり、 頂き物をしたら、3回は感謝の気持ちを伝えるようにしています。 1回目は、その場で 2回目は、次にお会いした時や電話でお話しするときに そして、3回目は、その話題が出た時です。 そうすることで、相手に対する感謝の気持ちを忘れずにいることができるからです。 また『ありがとう』をきちんとお伝えすることで、 相手の方も喜んでくださいますし、 よりコミュニケーションをうまく取れるようになりました。 と、教えてくださいました。 相手の方から何かしていただくということは、 その方の労力と時間と想いをかけていただいていることで、 よく考えればそれはもう大変な貴重なものをいただいているわけです。『ありがとう』 を何度伝えても伝えきれないということでしょう。その方は、日に日に優しさが増し、吸収力が増しているように見えます。感謝の気持ちがあるからこそ、人から教えてもらったことは貴重だとする想い、わからないことは教えていただこうとする姿勢、感謝があるからこその余裕、とても素敵なお母さんです。 お子さまにも、 『ありがとう』 を上手に使われ、 おうちの中では、 『親しき中にも礼儀あり』 を実践され、良い緊張感がおうちの中にあるようにお見受けいたします。『ありがとう』 をお子さまに伝えることで、子どもも確実に変化します。お子さまの自信が育ち、笑顔があふれる対処法の基本です。ぜひ実践してください。