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教室便り(9ページ目)

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教室便り1010号 危険!秋に潜む罠

秋真っ盛り。みなさんいかがお過ごしでしょうか。運動の秋、食欲の秋、読書の秋。毎年聞く言葉ですが、あなたにとっての秋は何の秋でしょうか。塾の講師の間では「恐怖の秋」と呼ばれています。特に中学1年生にとってはその恐怖が他の学年に比べて一番大きくなります。その理由は、① 数学は「比例・反比例」が出てくる。② 英語は「複数形のS、三単現のS」が出てくる。③ 以上2教科の学習が難しいので、学校の平均点がすごく落ちる。④ ①~③を知らない子が多い。この4つが挙げられます。 まず①から見ていきましょう。小学生のときは「関数」はほんのちょっとしかやりません。しかも以前に習った「文字の式」「方程式」ができていないと解けない問題がほとんどです。さらに色々なパターンの問題が出され、読解力も求められます。この「比例・反比例」はかなりのお子さまが嫌いになる分野でもあります。 次に②です。これまでの英語は単語が覚えられたらテストで点が取れました。平均点も80点を超えてきたりもします。しかしこれからはそうはいきません。まず英語の一つの壁である「複数形のS、三単現のS」が出てきます。これができるためには主語、動詞を見分ける力、冠詞の忘れ、Sの付け忘れに注意する力が必要です。そのため毎年たくさんの子がここで英語が苦手になります。2年生、3年生でもここが苦手な子はたくさんいます。 ③は上記の通り数学も英語も難しくなるので、定期テストの平均点が下がります。これまでは80点くらいだった平均点も、これからは60点。さらに低くなることも多々あります。 そして③の原因にもなっているのが④です。今までと同じような学習をしていてはこれからのテストの点数は下がっていきます。ほとんどの子が①~③を知らないため、成績が下がります。成績を上げるもしくは維持するためには、これまでよりも多くの学習をする必要があります。そのため、hakken.では夏休みから学習を先取りして行うことで、余裕を持って学校の授業を受けられるようにし、テスト前の学習の時間を確保しています。 しかし、塾での時間よりも家庭での時間が圧倒的に多いため、成績を上げるためには家庭での学習が重要な要素です。まずは、この秋を乗り越えるために、家では学校のテキスト(問題集)を毎日学習することをおすすめします。もし学校のテキストがなければ市販のテキストでもかまいません。大切なのはテキストの使い方です。例えば、1日目は今日学校で習ったところを学習します。2日目は前回間違った問題と新しく学校で習ったところを学習します。3日目以降は2日目と同じように学習していきます。これはhakken.で学習しているやり方と同じです。hakken.でのやり方を思い出し、家でも実践してみて下さい。 恐怖の秋にするか、充実の秋にするかはあなた次第です。この秋、点数を上げるもしくは維持できれば、今までよりも成長した自分に出会えるはずです。充実の秋にできるように、今できることをやっていきましょう。
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教室便り1009号 hakken.の取り組み

体験学習に来ていただいたお母さまが、びっくりされることがあります。それは『教室、静かですね』ということです。教室を見て驚かれた保護者を見ると、私たちは大変嬉しく思います。いつも賑やかなお子さまたちが、学習に集中している様子をほめられたように感じるからです。 他の場所でも集中して学習できれば良いのですが、なかなかそうもいきません。本来お子さまはその日の気分、体調などによって、集中したりできなかったりします。「お母さんとけんかして来た」、「クラブで疲れた(中学生)」、「もっと遊びたかったのに(小学生)」「この問題難しい」、「×(バツ)が続くからもうイヤ」、「面倒だ」、「なんかやる気がしない」などお子さまは様々な要因でやる気が出なくなり、その結果50分、80分の学習量が違ってきます。このように、お子さまのその日その日の状態によって、学習成果が変わってしまうと、計画通りの学習ができなくなり、思ったように成績も上がりません。そのため、hakken.(ハッケン)ではそうならないための様々な仕掛けを授業中に使っています。この仕掛けを使うと普段の学習量の1.5倍もできるようになりました。 なぜそんなことができるようになったのか、hakken.(ハッケン)の成績が上がる仕掛けを紹介させていただきます。①『魔法のランプ』シートhakken.(ハッケン)では学習の前後に「魔法のランプ」というシートを書きます。学習前には今日の学習の目標枚数、学習目標(例えば 復習の問題は100点を取るなど)を書きます。学習後は今日の良かった点、悪かった点、感想を書きます。②『お願いがあります』シート約2か月に1回学習前に、個別ではなく全員に対して学習姿勢や集中の大事さを話し、学習の際に守って欲しいとお願いします。個別ではなく全体に話し注意することで、集団心理を働かせ「自分も守らないと」という心理を働かせ、学習を行ってもらいます。他にも、③『学習準備の工夫』、④『指導者教育カリキュラムの充実 』、⑤『きめ細やかな教材改訂』などたくさんあります。 これらの仕掛けを使うことで、自分の意識や感情をコントロールし、学習に集中してもらいます。つまりセルフコントロールを行うことで、学習に集中できる体制を整えているのです。その結果、お子さまは良い方向に変わり、学習量も増えました。もし塾だけではなく、おうちでもセルフコントロールができれば、学習がはかどること間違いなしです。実はおうちでもセルフコントロールを身につける方法があります。1つ目は、「お子さまに物質的な我慢を身につけさせること」です。物質的な我慢を覚えさせれば、学習がいやだと思う気持ちが我慢でき、学習に集中できます。いまさら難しいとお思いでしょうが、そんなことはありません。一度言ったことは押し通すことで、お子さまの我慢は身につけます。もし押し通せないのであれば言わないほうがお子さまにとっては良いのです。2つ目は、夢をお子さまに語ることです。「あなたはやさしいから、保育士なんかいいんじゃない?」「自分で作った歌や体操を、全国の幼稚園や保育園の先生に教えて回っている男の保育士さんがいるよ。そんな風になれたらすごいよね。」など、なるべく大きな夢を話してあげて下さい。そうすれば、話したことが種となり、お子さま自身が、自分で夢を考えるようになり始めます。3つ目は、たくさんのほめ言葉をシャワーのように浴びせることです。他のお子さまと比べるのではなく、1年前のお子さまと比べて、成長をほめてあげて下さい。自信がつきます。そうすれば、我慢強くもなり、夢を持ちやすくなります。この3つをおうちでやって下さることでセルフコントロール力はかなりついてきます。ぜひおうちで試してみて下さい。
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教室便り1008号「中学生までの半年を無駄に過ごしますか?」

小学6年生のみなさん中学生までの半年を無駄に過ごしますか? 中学校までの半年の過ごし方で、中学3年間の勉強の出来が大きく変わります。小学生のテストで90点以上をキープしているから、大丈夫と安心されていないでしょうか。中学に入学されるまでに中学生の学習準備を行わないと、お子さまが大変苦労されます。それは小学生と中学生では要求される能力が違うからです。小学生のテストで90点以上取れたとしても、中学生では平均点を取れるとは限りません。 小学生の学習は、生活に密着しているため、学習内容が理解しやすく、理解すれば問題も簡単に解けます。例えば「速さ」の問題。速さの問題は難しいとされていますが、自宅から名古屋に向かうことを考えると、「何時間で到着した」、「標識に何キロと書いてあった」と生活に密着しているため、理解しやすく、数回の練習で問題も解けるようになります。つまり小学生では「理解する=解ける」で学習できます。 しかし、中学生では生活に密着していない問題を多く扱うため、理解が困難になります。例えば、中学生で最初に学習する「正負の計算」。「正負の計算」では「-5×(-3)=15」と学習します。ですが、マイナス(-)とマイナス(-)をかけるとどうしてプラス(+)になるかを生活の中で体験できないため、理解が難しくなります。それでも、10くらいの計算パターンを覚えれば「正負の計算」は解けるようになります。ですが、次に学習する「文字式」が問題です。「文字式」では、理解しにくい「係数、項、次数…」という生活に密着していない語句を覚える必要があります。しかも「正負の計算」の何倍もの計算パターンを覚えなくては、「文字式」を解くことはできません。つまり中学生では「理解する≠解ける」になります。このため、中学生では「解くことによって、理解をすすめる能力」が要求されています。このことを理解しないまま中学生を迎えると、お子さまが大変苦労することになります。 そこで中学生までの半年の間に、学習準備を行うことが大事になってきます。またこの半年がお子さまの学力を上げるチャンスでもあります。それはもうすぐ中学生という意識も持っているため、以前よりやる気が出しやすいからです。この半年で中学生の学習に必要な能力を身につけることができれば、中学生でも90点以上をキープできます。そのために次の学習準備を行って下さい。1日20分~30分からでもできる準備ですので、是非行って下さい。 ① 中学生になっても余裕を持って計算をできるようにしよう。「正負の計算」では完璧に理解する前に、計算パターンもたくさん覚えなくてはいけないため、お子さまは余裕をなくすことが多くなります。そのために小学生で解けていた計算問題も間違えてしまい、点数を落としてしまうことも多くなります。そのため中学生までに基礎計算力をしっかり身につけておく必要があります。効率良く楽に身につけるために、次の方法をおすすめします。市販の問題集でかまいませんので、分数計算の問題をご用意下さい。初日はその問題集を使い、時間を計りながら10問解いて下さい。問題を解くときには、速く正確に解くことを意識しながら、解いて下さい。解き終わったら、採点を行った後に、間違いを直して下さい。III.  次の日に初日に解いた10問に、さらに10問付け加え、合計20問解いて下さい。このとき、10問ずつ時間を計って下さい。そして解き終わったら、採点を行った後に、間違いを直して下さい。この方法を繰り返し、50問まで増やしていきます。間違いが多く、同じ問題で前日より時間がかかるようであれば、問題を増やさずに行って下さい。決して無理に問題を増やしてはいけません。50問を間違いなく、時間も以前より速くできるようになれば、最初に学習した10問をなくし、新規に10問を加え、合計50問を解いて下さい。この方法を足し算、引き算、掛け算、割り算を含む分数計算が、間違いがなく、すらすらと解けるようになるまで行って下さい。これができれば、中学生で必要な基礎計算力が身につきます。さらに作業力(同じ時間でたくさんできる力)と定着力も自然と身につき、お子さまの能力もアップします。 ② 生活に密着していない語句を簡単に覚えよう。英単語を使って覚える訓練を行い、中学生への学習準備を行いましょう。英単語は読めば「ドック」、「キャット」と生活に密着していますが、「dog」、「cat」のようなスペルは生活になじみがありません。そのため生活に密着していない語句に慣れるよい訓練になります。 市販の英単語帳を用意します。英単語とその意味がのっているテキストをご用意下さい。最初に英単語とその意味を5個覚えて、テストして下さい。5個全てが一度に覚えるまで、テストして下さい。III.  次の日に新しい英単語を5個覚えて、全てを覚えるまでテストして下さい。そして、初日の5個とあわせて10個の英単語を、全て覚えるまでテストをして下さい。前日に覚えた10個の英単語のテストを行って下さい。もし10個全てを覚えてなければ、英単語を増やさず、もう一度完璧に覚えるまでテストして下さい。このときに焦らずに増やさないことが大切です。もし10個全てを覚えていれば、また5個増やして下さい。これを40個まで増やして、全問正解できるようにして下さい。40個が全て覚えられれば、初日に覚えた5個を減らした上で、新しい単語を5個増やして下さい。 これができれば、中学生で必要な暗記力と定着力が自然と身につき、お子さまの能力がアップします。 ③ 自分をコントロールしよう。いくら能力が高くても中学校の学習を乗り切るためには、自分の心をコントロールできなくてはいけません。「難しい問題だからやりたくない」、「疲れているからやりたくない」、という自分の心と戦う必要があります。もし自分の心に負けてしまえば、本来取れるはずだった90点以上の点数も取ることができません。そこで自分をコントロールすること、つまりセルフコントロール力を身につける必要があります。身につけるための第一歩としては、「何か自分で決めて、実行すること=有言実行」が最適です。 まずは学習日を決めましょう。例えば月曜日は英語、水曜日は算数と学習日を決めます。このときに時間で学習をしようと決めると挫折することが多いので、何かの行動の後か前で決めて下さい。「…の夕食を食べてから」、「お風呂に入る前」などですと、実施しやすいです。生活の中に組み込むことが、学習習慣を身につけるよい方法です。そして、その日の学習目標を決めましょう。少し頑張ればできる目標を立てることが大事です。例えば、 「姿勢よく座る」、「何分で解答する」、「何枚学習する」などから始めることをおすすめします。 ①②③の学習ができれば、中学生までに学習準備が整い、作業力・定着力・暗記力・セルフコントロール力がアップし、より効率良く、効果的に学習ができるようになります。是非、実践してみて下さい。
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