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コラム(18ページ目)

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教室便り1607号 自主性・主体性をもたせる環境づくり

「自主性」や「主体性」をもったお子さまは、自分の頭で考えて行動ができます。自分の頭で考えて行動できるようになるためには、お子さまの興味の幅を広げてあげることが大切です。特に小学生は、興味のあるものに少々失敗しても「すごいね」「上手ね」「がんばったね」などと言い、お子さまの自尊心を刺激しながら、最後までやり遂げさせてください。 お子さまが「算数が好き」「理科がおもしろい」などと思えるような経験を積み、興味をもつ環境を与えることが、「自主性」「主体性」を生みます。そのためには日常生活の中の出来事と、学校で学んだことをつなげてあげてください。そして、テストの結果については、点数や周りと比べて、言い過ぎてしまうと興味は薄れやすいです。以前のお子さまと比較して、できるようになったことを見つけ、ほめて認めてあげることで興味を促進します。 脳科学では、「好きだ」「興味がある」といったプラスのレッテルを貼られた情報に対して、しっかり理解し、思考を深め、記憶するといわれています。逆に「嫌いだ」「興味がない」といったマイナスのレッテルが貼られてしまうと、理解も思考も記憶も深まりません。興味がないものに興味をもつことは難しいです。人は接点が多いものほど、好意や興味をもちます。興味のない中でも、少しでも興味をもつものを見つけ、そこから興味を広げていくと、少しずつ嫌いな気持ちがなくなっていきます。 勉強が得意なお子さまは総じて、いろいろなことに興味をもっています。勉強もやらなければならないものとして捕らえず、興味をもって勉強しています。 ある年齢に達すると勉強に限らず「ああしなさい、こうしなさい」と指示されることを嫌がります。小学生のうちから「自分で決めること」の環境を与えることも「自主性」「主体性」をもたせるために大切です。そうすることで、お子さまは「自分で決めたことは自分で達成したい」と考え、「自分でやる」ことを喜びとするようになります。「自主性」や「主体性」をもったときに、心理的に嬉しいと感じます。この仕組みをうまく育てていき、経験を積むことで、「自分の頭で考える機会」が増えます。 お子さまたちに「自主性」「主体性」をもってもらうための具体的な言葉がけとしては、「勉強しなさい」→「勉強って、こういうところはおもしろいね、楽しいね」「お母さん(親)の言うとおりにしなさい」→「あなたはどう思う?」と今までと言葉を換えてみてください。ポイントはお子さまが自分の頭で考える言葉かけをすることです。「わたしはこう思う」とお子さまが言うのは、立派な意見です。意見を言うことが、「自主性」「主体性」をもつことにつながります。自分の意見をきちんと言うコミュニケーションの能力の高い人材は、勉強や学校生活ではもちろん、社会でも活躍しています。
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教室便り1606号 内申点で高校が決まる!

中学生のみなさん内申点というものがどんなものか知っていますか?学校の先生は、 授業態度 知識の習得度 技術の定着度などを日々チェックしています。それらを総合的に数値に表したものが内申点です。各教科、各学期に5段階評価で表され、一番良い評価が5になります。(地域によっても異なります)9教科すべてにおいて評価されるので、満点の場合で45になります。 この内申点が非常に重要であるのは、内申点をもとに受験する高校が決まるからです。私立高校では、内申点の最低基準を明確に決めている高校もあります。その基準に満たない場合、高校に合格するのは難しいでしょう。(まれに中学高校連絡会議で、あと少しで届かなかったという子の救済が行われることがあります)内申点を上げるには、主に3つの視点が必要です。 1つ目は、普段の授業態度です。具体的には 授業中の積極性 挙手の回数 単元テストの正答率があります。これらを良くするには、hakken.の授業で常に先取り学習をし、学校の授業に余裕を持って聞くことです。これにはhakken.の授業で20枚のプリント枚数の達成と、宿題の100点達成を続けることが必要です。 2つ目は、提出物です。期限までに出すのはもちろんですが、 やり忘れているところはないか 採点していないところはないか必ずチェックが必要です。抜けているところがあれば、再提出になる場合がありますが、その場合も必ず提出をしてください。再提出になっているにもかかわらず提出していないと、やっていないことと同じ扱いになる学校もあります。 3つ目は、定期テストでの点数です。学校のワークをテストまでに3回チェックできるようにしておきましょう。テストの8割以上はhakken.の問題と学校のワークの問題と同じか、類題が出題されています。ワークのどの問題が出ても大丈夫なように、間違えた問題はできるようになるまで繰り返し学習し、テストまでにはすべての問題が解けるようにしましょう。各学年ともに、1学期または前期は、1年の内申点を占う、非常に重要な期間です。ぜひ、教室で学んだことを生かし、満足いく結果を残してください。
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教室便り1605号 ゴールデンウィークは遊んで平気?

新学年になって早1ヶ月が過ぎようとしています。新しい環境には慣れましたでしょうか。 もうすぐゴールデンウィークがあります。どこかへ出かけたり、友達とたくさん遊んだりできますね。そして、ゴールデンウィーク後に、ほとんどの学校で定期テストがあります。特に中学1年生のみなさんは、初めての定期テストですね。 テスト前のゴールデンウィークをどう過ごすかで、今回のテストの結果は大きく変わります。ですが、「休みの間に勉強をたくさんしよう!」ということではありません。休みの日に本当にただ休んでいるだけだと、脳の活動は鈍くなっていきます。脳は体と同じで適度な休息が必要です。ですが、必要以上の休息は逆効果になります。長い休みの後、久しぶりにクラブ活動をすると体がなまっています。ダイエットをしていても、数日間サボってしまうと、もとに戻ってしまいます。脳も体と同じで、使わないと衰えていきます。 だからといって勉強ばっかりしなさいとは言いません。自分をコントロールすることにチャレンジしてみましょう。具体的には、 「朝、決まった時間に起きる」 「毎日、勉強する時間を作る」など自分の行動を管理して、脳を活動させる時間を意図的に作ることです。自分の気持ちや感情に流されて行動するのではなく、メリハリをつけて行動してください。いつもより遅くに起きたり、ダラダラしたり、遊んだり、昼寝をしてもOKです。しかし、それをいつまでするのかを決めて、その後は勉強もしてください。 家でなかなか集中できないときは「30分学習」がお勧めです。30分1教科、10分休憩を1セットとして、まずは1セットから取り組んでください。できるようなら2セット、3セットと増やしてみてください。1セットの時間を増やしても減らしてもOKです。まずは少しの時間でもやってみましょう。勉強しない状態から、勉強を始めることは大変です。たとえ5分、10分でも習慣的に学習ができるようになれば、時間を延ばすことは、これまでよりも楽にできます。図書館などに行って環境を変えて、勉強することもお勧めです。自分が集中しやすいように工夫をしてみましょう。 自分をコントロールできるのと、できないのでは、学校の休みが長くなるほど大きな差がでます。長い休みの間、頭を休ませ過ぎると、ゴールデンウィーク明けの授業では頭の回転がいつもより遅く、学習量も理解力も落ちます。そして、いつもの学習量、理解力に戻るのに時間がかかり、脳がしっかり回転し始めるころにはもうテストが始まってしまいます。それでは結果として思うような点数は取りにくくなります。 このゴールデンウィークはぜひ、1日にひとつでも自分の決めたことを計画どおりに実行してみてください。それが自分をコントロールすることの第一歩です。
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教室便り1604号 中学生はここが違う!

早いもので、今年度も終わりです。6年生は数週間後に小学生から、中学生へと変わります。中学生になると、たくさんのことが変わります。勉強が難しく、部活動が厳しくなり、また学校の帰りが遅くなるなどたくさんのことが変わります。中学生になるとそれまでになかった責任と自立した行動が求められます。この変化はみなさんが想像している以上のものだと思います。勉強では、小学校と中学校ではテストの形式が大きく違います。小学校では ①一つの単元が終わったごとにテストを行います。 ②学校の先生は、大事なことを繰り返し授業で言ってくれます。 ③宿題をやっているか細かくチェックしてくれます。それに対し、中学校では年に定期テストは4~5回しかありません。 ①三つくらいの単元を一度に、しかも5教科もしくは9教科を同時にテストします。 ②授業で習わなかった教科書の細かいところや応用問題も、当たり前のように出題されます。 ③宿題やワークも毎日出るのではなく、テストが終わった後にまとめて提出します。基本的にはすべて自分でペースを決めて学習を進めていく必要があります。 小学校のときのように、宿題をこなしているだけでは、良い点を取ることはできません。小学校のときはいつも100点ばかりだったのが、中学校になって50点しか取れなくなることはよくあります。中学校で平均点以上を取るためには、自分から率先して学習に取り組み、計画を立てて学習することがより求められます。具体的には、学校のワーク・問題集を学校の授業が進むたびに家で練習します。テスト前には、すべての問題をできるようになるまで繰り返し学習することが必要です。どこまでできるかで、中学校の成績はほぼ決まります。 hakken.では、常に先取り学習をしています。学校の授業がより分かりやすくなるため、そしてテスト前にテスト対策の復習を行うためです。また、日々の学習でつまずいた問題をできるまで繰り返し学習しています。これにより、作業力、暗記力、定着力などの力が付いていきますテスト後には、一人ひとり面談をし、日々の学習方法などについてアドバイスしています。家庭学習の見直しを一緒に行い、自分で考え、自立した行動を取ることができるよう、サポートしています。 充実した中学校生活を送れるよう、今から準備をしていきましょう。
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教室便り1603号 高校受験は内申点で決まる!

内申点は、高校受験には重要な要素です。前期選抜や学校推薦(私立高校を含む)などの入試では、内申点が基準となることがあります。志望校合格を目指す大前提として、「内申点」が重要な役割をします。 「内申点」を上げるにはどうした良いのでしょうか。・ 提出物を必ず期日までに出すこと・ 授業に積極的に参加し、授業態度が良いこと・ 定期テストで点数がとれること 主にこの3つがしっかりできていれば、ある程度の成績がとれます。そして、この3つができるお子さまには3つの共通点があります。①自分にとって必要な情報を収集し、処理することができる②どんな時でも、自分を律することができる③学習習慣が身についている ① 小学生や中学生のレベルでいうと、配布されるプリントはいつまでにして、いつ提出するのかを自分で行うことができることです。 ② hakken.でも意識している「セルフコントロール力」です。周りにも流されず、自分を律することのできるお子さまは、冷静に物事を進められます。このようになるには、時間を決めて実行する習慣をつけることでできるようになります。例えば、朝起きる時間、食事の時間、寝る時間などを決めることもそのひとつです。 ③ 学習習慣が身についていないお子さまには、まず1日10分の学習から始めてください。そして、ご家族のみなさんと机に向かう機会づくりから始めてみてください。 すでに学習習慣が身についているお子さまは、学年が上がるごとに勉強の仕方を工夫したり、学習時間を延ばしたりすることが必要です。 高校受験の合否に直結してくる内申点。入試までに試験に対応できる「力」を身に付け、同時に普段の成績UPを意識して毎日を過ごすことが大切です。その普段の成績UPには、毎日過ごす規則正しい習慣づくりが必要です。 一度、自分の日ごろの行動を振り返って見直してみてください。
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教室便り1602号 中学校の授業

中学校では、学校の授業時間が長くなります。授業の進度は小学校と比べてとても速く、学習する内容も小学校に比べてより深くなり、難しくなります。小学校での学習内容がしっかりとできていないと、中学校に進学した時に「わからないこと」が出てきます。この「わからないこと」をそのままにすると、不得意科目ができてしまいます。 「わからないこと」ができる前に対策をしておけば、比較的スムーズに学習を進められることができます。それがhakken.の先取り学習です。夏休み、冬休み、春休みといった期間にhakken.が、特別学習へのご参加をお願いするのもここに理由があります。 ご家庭でも中学生になる前に意識してほしいことがあります。それはお子さまが「自分で考える習慣づけ」を意識することです。 中学校へ入ると自分で理解した情報の中から情報を処理し、必要に応じて編集できる力が必要になってきます。言葉で表現すると難しく思いますが、訓練を日々意識して行動することをしていけば、精神的な成長とともに身についていきます。大事なのはお子さまの「考えて行動する」機会を増やすことです。 人間には「自分を守りたい」といった気持ちがあります。小さな子どもだと、さらにその気持ちは強くなります。「何でこんなこともできないの」と言われて耳をふさぐ。テストでいい成績をとるように言われて「私には無理」と思うのも当たり前の反応です。例えば子どもが小さな失敗をした時、「お母さんも同じ失敗をしたことがあって、その時はこうしたの」と親が自らの体験を話し、「○○ちゃんなら、もっといい考えが浮かぶんじゃないかな」などと対応すると、子どもが自ら考える機会を得ることができます。 そして、子どもから「○○してみる」と返事が返ってきたら、「すごいね、応援するね」と褒め、フォローしてあげてください。そうすると子どもは、失敗しても、チャレンジしようと思えるようになります。考えて行動する → 結果、失敗に終わった →考えて行動する → 結果が出るというような形になり、良い方向へ向かっていきます。このような環境作りができれば、中学校へ行っても急激な環境の変化にも順応できる力が身についていきます。
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教室便り1610号 英語はいつから始めますか?

小学校の保護者の方から一番多く聞かれることのひとつに、「英語の学習はいつから始めたらよろしいでしょうか」 というものがあります。 国際化が進み、 外国がますます身近に感じられるようになっています。英語を基本とした外国語の習得が、かつてないほど重要になっています。英語を習得しないことには、高校や大学には進学することは難しくなりました。英語のみの大学受験はありますが、英語が受験科目にない大学はほとんどありません。社会に出るにあたっても、英語は重要な判断材料になっている企業が多くなってきています。そして、外国の方と接する機会が増えるので、 英語を使えるようにしておくと、人生がより豊かになります。 色々な見解があるかと思いますが、英語の学習はいつからということではなく、なるべく早く始めることをお勧めします。その理由には3つあります。① 言語の習得は時間がかかるものなので、地道に学習する必要があります。 言語を身につけることは、スポーツの技術を体得することに似ています。 日々、意識的にトレーニングを積まなければ、本当の学力はつきません。  ②英語は単語を始めとして覚えることが多く、スタートが早いとそれだけスムーズに学習できます。  英語は積み上げの教科です。学習が一つ滞ると、次の学習がまるで分からなくなります。  早めに、英語の土台作りを固めていくことが重要です。  ③ 早くから世界を意識することによって、興味関心が広がります。  小さいときからたくさんの世界を知ることで、それだけ将来の可能性を増やせます。  また英語の学習を通して、いろんな角度から物事を見る訓練をすることができます。 hakken.は英語教育に自信を持っています。発音だけではなく、単語はすらすら完璧に書けるようになるまで練習します。文法はまず基本文の理解を徹底し、関連する練習問題を解きます。いずれも無意識に答えが出せるくらいまで、繰り返し学習することにポイントがあります。英語ができるようになると、大きく世界が広がります。hakken.の英語学習は、そのご期待に充分お応えできるものです。ぜひ、早めの受講をご検討ください。
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教室便り1601号 夢を叶えよう!

2015年もhakken.は多くのお子さまに出会いました。たくさんの方から、「成績が伸びた」「自信がついた」という喜びの声を耳にいたしました。「もっと早くから始めていたら良かった」という嬉しい言葉もいただきました。ありがとうございます。 2016年もたくさんの方に喜んでいただけるように、指導法、教材、カリキュラムをさらに磨き上げていきたいと考えています。 hakken.が大事にしている能力は作業力、暗記力、定着力、セルフコントロール力の4つです。この4つの能力と成績には、高い相関関係があると考えています。この4つを鍛えることで、成績を伸ばすことが可能だと考えています。そして、hakken.の最大の特徴は、これらの力が普段の学習の中で身につくことです。 この4つの能力は、学習の状況や、現在の学力、次のテストでどのくらいの点数がとれそうかを判断する先行指標にもなっています。そのため、学習計画はテストの結果だけを見て判断するのではなく、毎回の学習内容を見て、お子さま一人ひとりの状況を4つの基準から判断し、その都度見直しています。 作業力、暗記力、定着力、セルフコントロール力の4つの客観的な指標があることが、hakken.の強みだと考えています。 本屋さんに行けば、教育や子育てについての本がたくさん出ています。ただ、東大へ子どもを入学させた方の本、子育てで成功した方の本など、個人の経験則に基づいた本が多いように思います。もちろん、それらの内容も大いに参考になります。場合によっては、自分の子どもにぴったり合う場合もあります。 しかし、その子にとってどういう教育がいいかは、その子の性格や能力、環境によっても変わるものでもあります。hakken.はある先生がうまくいったやり方など、個人の経験則だけでは指導はしません。 お子さま一人ひとりに合わせて、学習内容はもちろん、指導方法、声のかけ方も変えています。 hakken.の経営理念は「自らの夢をかなえることで、社会に貢献できる人材育成を目指します」です。少しでも多くのお子さまが自分の可能性を感じ、将来、自分の好きなことを仕事にして、その仕事を通して社会貢献ができるようにしていきたいと考えております。 2016年も、hakken.をどうぞよろしくお願い申し上げます。
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教室便り1512号 テストを振り返ろう

小学生も中学生も学校のテストが返ってきたら、テストを振り返ってください。ケアレスミスはしていないか。わからない問題はなかったか。時間はたりていたか。まずはこの3つの観点で振り返ってください。そして、ケアレスミスをしている場合は、問題を解き直して、やり直しをします。わからない問題があれば、塾や学校の先生に聞いてください。時間がたりずに問題を解くことができなかった場合は、日頃から早く問題に取り組む訓練をしていきます。 次に、テスト勉強に「どのように取り組んだか」を振り返ります。これができるかどうかで次のテスト結果は大きく変わります。テストまでの取り組み方に問題がなかったか振り返って下さい。テスト期間までにワークを終わらせたか、繰り返し学習に取り組めたかなど、「どのように取り組んだのか」と自分の行動を振り返ります。そうすれば「どのように取り組めばよかったのか」という気付きが生まれます。「次はどのように取り組むべきか」と自分で考える機会を持つことが大切です。 勉強が得意なお子さまとそうでないお子さまの違いは、振り返り方にも大きく差が出ます。勉強が得意なお子さまは、テストまでの取り組み方について具体的に振り返ります。得意でないお子さまは、テスト当日のこと(ミスが多かった、時間がたりなかった)だけを振り返り、もっと勉強する、ミスに気をつけるなど、あいまいな振り返りになります。 小学生ではひとりで振り返りをすることは少し難しいと思います。お家の方の協力が必要です。誤解があってはいけないですが、テストなのでもちろん結果は大切です。ですが、点数についてあまり言い過ぎるのは控えてください。テストの振り返りをご一緒にしていただくときは、怒ったり、叱ったりせず、できたことをしっかりと認めてあげてください。そして、できなかったことについては、感情を込めず、淡々と指摘して、次はどうしたらいいかアドバイスをしてあげてください。そして、次はどうするのか、具体的な行動目標を自分で決めさせてください。 小学生の内から「自分で決める」機会を与えることは自主性につながります。そうすることで、子どもは「自分で決めたことは自分で達成したい」と考え「自分でやる」ことを喜びとするようになります。この機会をうまく育てていくことで子どものが「自分の頭で考える機会」が増えます。 テストを受けるごとに、テストまで取り組み方をどれだけ具体的に振り返りをして、次の取り組みをどのように変えていくかを決めます。そうするとテスト勉強の仕方がどんどん上手にできるようになっていきます。自分の行動を具体的に振り返り、次の行動目標を決めていきましょう。
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教室便り1510号 小学生からはじめる英語学習

スイミングやピアノなどのおけいこ事は、始める時期が早いほど上達も早くなります。学習においてもお子さまのスタートが早ければ早いほど、能力は開発され可能性は広がります。 人間の脳は穴のあいたバケツによく例えられます。水(知識)を入れれば入れた分だけ溜まります。しかし、バケツには穴があいているので、何か手を施さないとその穴から水(知識)はどんどん漏れていきます。穴の大きさはお子さまによって違います。また、バケツの大きさも大きいお子さまもいれば、そうでないお子さまもいますし、水の量を短時間にたくさん入れられる子もいれば、そうでない子もいます。 より早い時期に その穴を小さくしていき(定着力をよくする) バケツを大きく(暗記力をよくする) そしてたくさんの水を入れることができる(作業力をよくする)ようにしていくことが私たちhakken.の役目だと思っています。 hakken.で早めに英語学習を始めれば、お子さまの「定着力」「暗記力」「作業力」を伸ばし鍛えることができ、確かな学力を身につけることができます。また、中学生のように学校の進度に左右されることなく、先取り学習や復習もお子さまのペースで学ぶことができ、十分に理解を深められます。 一方で言語の習得は、自分の言葉で順序立てて考え、論理的に話す力も必要です。普段から親子でたくさん会話し、お子さまの言葉への感性を養ってください。それが言語の上達に役立つことがあります。例えば、一緒に英語の絵本を読み、英語の音楽やDVDを見て一緒に楽しむのはいかがでしょうか。そうすることでお子さまの英語への興味が深まり、お子さま自身も英語を好きになるきっかけにつながります。 英語においては、小学校の英語授業が必修になり、中学・高校・大学・社会へ出ても、お子さまが英語に触れる機会が増えています。 小学生から英語の先取り学習をすることで、知識をより深めることもできます。そして英語が得意になることで、先を見据えた将来設計も立てやすく、人生の選択肢も増えます。
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教室便り1509号 秋のテストは点数が下がる!?

もうすぐ夏休みが終わり、学校が始まります。秋になると、学校では体育祭や、文化祭があります。部活動も3年生が抜け、1、2年生は、これまでより忙しくなってくる時期です。3年生は、いよいよ受験に向けて学習を本格化する時期です。学校行事の忙しくなる秋ですが、学校の授業の進度も一気に速くなります。どれだけ速くなるか、昨年のある中学校のテスト範囲で比較してみましょう。 昨年11月後半のテストで出題された各学年の数学の範囲は ・中1 → 平面図形の概要まで ・中2 → 図形の角度まで ・中3 → 相似の概念まで 今年6月のテストで出題された各学年の数学の範囲は ・中1 → 文字式の途中まで ・中2 → 式の計算まで ・中3 → 平方根の途中まで 数学はどの学年も、「計算→方程式→関数→図形」の順番に進んでいきます。6月の時点ではまだ計算の分野だった範囲が、11月には方程式や関数も終えて、図形まで差し掛かることになります。この9月から11月の3カ月の間に、一年間の範囲の半分以上を学習することになります。 このスピードに加え、方程式の文章問題やグラフの問題などは、計算の範囲よりも難しく習得に時間がかかります。もちろん、英語など他の教科も同様に内容が難しくなります。今までと同じ時間、同じ学習方法だと、確実にテストの点数は下がります。そのため、秋の定期テストの平均点は下がる傾向にあります。 秋の定期テストで点数を下げないために、ぜひ取り組んでほしいことがあります。hakken.では授業で学校の予習を行い、テスト前にはテスト対策の時間をじっくり取ります。そのために、みなさんには次のことを意識して学習をしてください。   ① hakken.の宿題で100点を取る  ② 一度学習した内容(付箋紙まで)は赤マルを取る  ③ プリントの枚数を意識して、前回以上の学習枚数を目指す この3つを続けていけば、学習の指標でもあり、hakken.が大切にしている作業力、暗記力、定着力、セルフコントロール力がつきやすくなり、学習の成果が出やすくなります。もちろん、家庭で学習するときも同様に意識することで、学習の成果が出やすくなります。意識を変えることで、行動は変わります。行動が変われば結果が変わります。毎年、平均点が下がるこの時期でも、学習するときの意識を変えることで、テストの点を上げ、自信をつけるお子さまがたくさんいます。 さあ、あなたも今日から実践してみましょう。
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教室便り1508号 夏休みは学力が低下する!?

もうすぐ夏休みです。夏休みは、約40日間もあるとても長い休暇です。しっかりこの夏を満喫してください。楽しい夏休みですが、勉強もおろそかにしてはいけません。学校が休みだからといって、勉強も休みにしてはいけません。この夏休みにしっかり勉強をしておかないと、秋からの学習にとっても影響します。 なぜなら夏休みは学力が低下する要因がたくさんあるからです。一つ目の要因は、学習時間の減少です。夏休み前までに上がった教科の成績は、毎日通学して、規則正しい生活の中で、学校と家庭学習、そして塾での学習時間の結果です。しかし、夏休みは学習時間の過半数以上を占める学校での学習時間が‘0’になります。そのため、夏休みなどの長期休み明けの学力は、休み前よりも低下していることがよくあります。学力は筋力と同じで、使わないとどんどん低下していきます。春に学習した内容ができたからといって、秋に学習する内容が勉強しないでできるということはありえません。 二つ目の要因は、生活リズムを崩し、脳の機能が低下することです。お休みモードになった頭を、もう一度勉強モードに切り変えるには時間がかかります。そのため、秋以降の勉強の内容が頭に入りにくくなり、これまで学習した内容も思い出すのにも時間がかかるなど、結果的に学力が低下していきます。 これらは夏休みだけでなく、1週間程度の休みでも同様のことは起こります。この前のゴールデンウィークを振り返ってみてください。休みの後、「テストがよくなかった」、「勉強がはかどらなかった」などはありませんでしたか。もしそうならこの夏休みも要注意です。 休みといえども、生活リズムを普段と同じように保つことはとても重要です。規則正しい生活が学力UPにつながるといっても過言ではありません。毎日勉強する習慣をこの夏休みにつけておきましょう。 文部科学省が2014年3月に発表したデータでもテストで高得点を取っている子の共通点を調べたところ ○幼いころから読み聞かせをしていた ○新聞や本を読むように働きかけている ○毎朝、しっかり朝食を取っている ○規則正しい生活をしているの4つがあったそうです。 hakken.は、生活リズムを整え、家庭学習の習慣をつけることを推進しています。家で勉強が自主的にできることによって、hakken.で学んだことが何倍にも活かされます。ご家族の方もお子さまが家で勉強ができる環境作りに、ご協力をお願いします。また、教室での自習も随時承っております。どんどん自習に来て塾を活用してください。 hakken.では、お子さまたちが夏休みの期間中も勉強をサポートするために、hakken.の夏期講習もご用意しています。ぜひご活用ください。
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教室便り1507号 志望校の合格ラインを知ってますか?

みなさんにはそれぞれ得意な教科と苦手な教科があると思います。得意な教科は、あなたの武器です。あなたの夢は何ですか。将来就きたい職業は何ですか。数学や理科が得意なあなたは理系が向いているかもしれません。機械やパソコン、薬品の研究など専門的な職業に就くことができます。国語や社会が得意なあなたは文系でしょうか。こちらも公務員や司法書士、銀行員などいろいろな職業がありますね。あなたの良いところ、得意なことをしっかり磨いておきましょう。受験や将来に、きっと役に立つでしょう。 ですが、苦手な教科を放っておくのは、よくありません。その理由に「志望校の合否」があります。苦手な教科は必ず足を引っ張ります。苦手な教科のせいで志望校に不合格になることもあります。「得意な教科でカバーすればよい」と考えているならば、甘い考えです。苦手な教科でも、合格できるラインの点数や成績をしっかり取る必要があります。高校受験は1教科がずば抜けてよくても、他の教科が悪いと合格しません。例えば1教科が90点で他の教科が50点であれば、合計は290点です。ですが、5教科で平均60点を取れる子には負けてしまいます。 高校合格には、「周りのライバルよりどれだけ高い点数を取るか」が大事になってきます。定員40名の高校に、50名が受験したとします。あなたは40番以内の成績や点数を取らなければ合格はもらえません。そのときに、もし苦手な教科があったらどうでしょうか。みんなが解ける問題を、あなただけ解けなかったらどうでしょうか。かなり不利な戦いになるでしょう。 もちろん、得意な教科はあなたの強みになります。もし苦手な教科を行きたい高校のレベルまでできるようになれば、他の子たちよりも得意な教科がある分、合格の可能性は格段に高くなります。 また公立入試問題は基礎から応用まで幅広く出題されます。高得点を取ることは難しいですが、ある程度の点数までは、基本さえしっかり押さえれば取れるようになります。難しい問題もやさしい問題も配点は同じです。難しい問題よりもやさしい問題の方が、できるようになるために必要な時間は少なくて済みます。 これまで自分が5教科にどれだけ学習時間をかけているかも見直してみましょう。苦手と思っている教科は案外他の教科と比べて、学習時間をとっていないだけかもしれません。得意教科と比べて演習量が少ないため、点数が取れていないという場合もあります。 あなたの行きたい高校のレベルをしっかり理解し、そしてあなたの苦手な教科で、どれだけ点数を取ればよいか理解することが大事です。もしわからなかったらhakken.の先生に聞いてみてください。中学生活の限られた時間の中で、どの教科に勉強時間を使うのか。意図を持って取り組むことが、合格への近道です。 もうすぐ夏休みです。この夏で、苦手教科をどれだけ克服できるかが大事です。1、2年生のあなたはこの夏がチャンスです。3年生のあなたはラストチャンス!hakken.の夏期講習に来るもよし、お家でしっかり勉強するもよし、hakken.でプロの力を借りるのもよし!ぜひこの夏をムダに過ごすことのないよう、しっかり充実した夏休みにしてください。
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教室便り1506号 高校受験は内申点で決まる!

みなさんは内申点という言葉をご存じでしょうか。内申点とは、成績表の点数のことです。9教科を5段階評価している学校が多いです。もし、オール3なら3×9=27です。オール5で満点の45点ですね。 この内申点ですが、高校受験においてかなり重要になってきます。都道府県によって多少異なりますが、高校の合否は、この内申点と当日の入学試験の結果で決まります。例えば、オール4の生徒が受験する高校に、オール3のA君が受験するとしたらどうでしょうか。当日の点数でA君よりも内申点が高いオール4の生徒より、高得点を取る必要があります。かなり不利な状況です。学校の先生も、「まず無理だから違う高校を受験しなさい」とおっしゃるでしょう。  内申点が低いと、受験が不利になり、受験できる高校が選べなくなります。「なるべく家から近くの高校に行きたい」と思っていても、遠くの高校しか受からないということもあります。特に2の成績があると、学校を選ぶことが難しくなります。なんとかオール3には持っていきたいですね。 内申点が高いお子さまは、油断せず維持してください。トップの高校は、オール5の生徒がたくさん受験します。オール5を狙っておきましょう。 あなたが行きたい高校や気になる高校があれば、ぜひ先生に内申点がどれくらい必要なのか聞いてみてください。足らないのであれば、これから頑張って上げていかなくてはいけません。 中学3年生のあなたはもちろん中1・中2のあなたも、しっかり頑張って良い内申点を目指してください。内申点は授業態度、提出物、定期テストの結果で決まります。部活が終わってからと思っていたら、危険です。部活が終わればみんなが頑張りだすので、内申点は上がりにくくなります。今頑張ることができれば内申点は上げることができます。今から自分の行動を変えていきましょう。
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教室便り1506号 高校受験は内申点で決まる!

みなさんは内申点という言葉をご存じでしょうか。内申点とは、成績表の点数のことです。9教科を5段階評価している学校が多いです。もし、オール3なら3×9=27です。オール5で満点の45点ですね。 この内申点ですが、高校受験においてかなり重要になってきます。都道府県によって多少異なりますが、高校の合否は、この内申点と当日の入学試験の結果で決まります。例えば、オール4の生徒が受験する高校に、オール3のA君が受験するとしたらどうでしょうか。当日の点数でA君よりも内申点が高いオール4の生徒より、高得点を取る必要があります。かなり不利な状況です。学校の先生も、「まず無理だから違う高校を受験しなさい」とおっしゃるでしょう。  内申点が低いと、受験が不利になり、受験できる高校が選べなくなります。「なるべく家から近くの高校に行きたい」と思っていても、遠くの高校しか受からないということもあります。特に2の成績があると、学校を選ぶことが難しくなります。なんとかオール3には持っていきたいですね。 内申点が高いお子さまは、油断せず維持してください。トップの高校は、オール5の生徒がたくさん受験します。オール5を狙っておきましょう。 あなたが行きたい高校や気になる高校があれば、ぜひ先生に内申点がどれくらい必要なのか聞いてみてください。足らないのであれば、これから頑張って上げていかなくてはいけません。 中学3年生のあなたはもちろん中1・中2のあなたも、しっかり頑張って良い内申点を目指してください。内申点は授業態度、提出物、定期テストの結果で決まります。部活が終わってからと思っていたら、危険です。部活が終わればみんなが頑張りだすので、内申点は上がりにくくなります。今頑張ることができれば内申点は上げることができます。今から自分の行動を変えていきましょう。
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教室便り1505号 ゴールデンウィークを計画的にすごそう

新学年になって早1ヶ月が過ぎようとしています。新しい環境には慣れましたでしょうか。もうすぐゴールデンウィークがあります。どこかへ出かけたり、友達とたくさん遊んだりできますね。そして、ゴールデンウィークの2~3週間後に、ほとんどの学校で定期テストがあります。特に中学1年生のみなさんは、初めての定期テストですね。 テスト前にあるゴールデンウィークをどう過ごすかで、今回のテストの結果は大きく変わります。ですが、「休みの間に勉強をたくさんしよう!」ということではありません。休みの日に本当にただ休んでいるだけだと、脳の活動は鈍くなっていきます。脳は体と同じで適度な休息は必要ですが、必要以上の休息は逆効果になります。長い休みの後、久しぶりにクラブ活動をすると、体がなまっています。ダイエットをしていても、数日間サボってしまうと、もとに戻ってしまいます。脳も体と同じで、使わないと衰えていきます。 だからといって勉強ばっかりしなさいとは言いません。やって欲しいことは自分をコントロールすることです。具体的には、「朝、決まった時間に起きる」、「毎日、勉強する時間を作る」など自分の行動を管理して、脳を活動させる時間を意図的に作ることです。自分の気持ちや感情に流されて行動するのではなく、メリハリをつけて行動してください。いつもより遅くに起きたり、ダラダラしたり、遊んだり、昼寝をしてもOKです。しかし、それをいつまでするのかを決めて、その後は勉強もしてください。家でなかなか集中できないときは「30分学習」がお勧めです。30分1教科、10分休憩を1セットとして、まずは1セットから取り組んでください。できるようなら2セット、3セットと増やしてみてください。1セットの時間を増やしても減らしてもOKです。まずは少しの時間でもやってみましょう。勉強しない状態から、勉強をし始めることは大変です。ですが、たとえ5分、10分でも習慣的に学習ができるようになれば、これまでよりも時間を楽に延ばすことができます。図書館などに行って環境を変えて、勉強することもお勧めです。自分が集中しやすいように工夫をしてみましょう。 自分をコントロールできるのと、できないのでは、学校の休みが長くなるほど大きな差がでます。長い休みの間、頭を休ませ過ぎると、ゴールデンウィーク明けの授業では頭の回転がいつもより遅く、学習量も理解力も落ちます。そして、いつもの学習量、理解力に戻るのに時間がかかり、脳がしっかり回転し始めるころにはもうテストが始まってしまいます。それでは結果として思うような点数は取りにくくなります。 このゴールデンウィークはぜひ、1日にひとつでも自分の決めたことを計画どおりに実行してみてください。それが自分をコントロールすることの第一歩です。
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教室便り1504号 <新中1>初めての定期テストで驚きました

新中1の定期テストの点数に驚かれる保護者様がたくさんいらっしゃいます。また保護者様が驚かれる以上に、お子さま自身もテストの点数に戸惑いを感じます。そんなお子さまをサポートすることが、大人たちの役目だと思います。 小学校と中学校のテストの変化に順応するためには、2つの違いを知ることが大切です。1つ目はテストの内容です。小学校のテストは、ほぼ基本問題だけで構成されているので、90点や100点をとる生徒がたくさんいます。しかし中学校の定期テストは、基本・標準問題が6~7割発展問題が3~4割で構成されています。そのため、平均点も60~70点くらいになることが多いです。ですので小学校でいつも90点や100点をとっていたお子さまでも、中学校では平均点くらいしかとれなくなってしまうケースがあります。さらにお勉強が苦手なお子さまは、30点以下になってしまいます。 2つ目は授業の内容です。小学校では同じ内容を授業の中で繰り返し、説明をしたり、練習をしたりします。さらに計算ドリルや漢字ドリル、宿題などで、授業の内容が理解できるまで、繰り返し学習する機会が多くあります。しかし、中学校の授業では毎回新しい内容を学習します。そして、繰り返し学習は授業や宿題では十分にせず、授業の内容は説明が中心になります。そのため、自分で授業の内容を理解できるまで、繰り返し学習をしていく必要があります。 この為、中学校で良い点数をとるためには、計画的に自分で勉強をする力が必要になります。 対応策として、hakken.では、授業の「先取り学習」をはじめ、家庭学習の仕方等をお子さまとの面談やhakken.の授業を通してお子さまたちに指導しています。また中学生になったお子さまに、教室へ自習学習に来ていただくこと、定期テスト対策学習の受講や、各講習に積極的に参加をして頂くことを促進しています。 hakken.には、中学校の定期テストで点をとるノウハウがあります。「勉強の仕方が分からない」、「中学校に向けてどう勉強したらいいか分からない」という不安があれば、ぜひhakken.の先生に質問して聞いてみてください。
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教室便り1503号 内申点UPの3つのコツ

内申点とは、主に成績表の点数のことです。9教科を5段階評価で表している学校が多く、満点は9×5で45点となります。 この内申点は、高校入試にとても関わってきます。高校によっては基準となる内申点が設定されています。その基準に満たしていないと、入試のときにとても不利になります。内申点がある一定以上ないと、当日いくら良い点数を取ったとしても合格しない場合があります。 また内申点は、「3年生のとき頑張ったら良い」というものではありません。1年生・2年生の内申点もしっかり評価する高校もあります。後で困らないように、1年生のうちから内申点をしっかり取っておくべきです。 内申点を上げるには3つのことが大切です。1つ目は、中間・期末などの定期テストの点数です。80点や90点が取れれば、4か5はもらえるでしょう。逆に40点以下だと、2になってしまう可能性があります。テストの点数は内申点に密接に関係しています。 2つ目は、授業態度です。授業中たくさん手を上げて発表したり、体育や音楽などの実技を頑張ったりすれば、「意欲・関心」の評価が上がるでしょう。先生にアピールをしっかりとしましょう。 3つ目は、提出物です。宿題などを期日までにしっかり提出する。忘れ物をしないことも大切です。だからこそ、できていない子は内申点が下がります。当たり前のことですが、しっかりやりましょう。 これら3つのことがすべてできていることが大切です。過去に同じ中学校で、定期テストの点数がほぼ同じにもかかわらず、内申点は10近くも差があったこともあります。また、定期テストで点数がよくなくても授業態度などが評価され、本来なら2がついてもおかしくない点数で、3がついたこともありました。 hakken.では、もちろん内申点が上がるように、学校の授業の予習や、お子さまとの個人面談、家庭学習についてのアドバイスなどの取り組みをしています。 行きたい高校に行くために、もしくは高校が選べるように、しっかり内申点を上げられるよう自分の行動を見直していきましょう。
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教室便り1502号 脳は同じ間違いを繰り返す

小学校と中学校の違いは、多岐にわたります。学習面においては、学校の授業時間が長くなり、授業の進度が速くなります。学習する内容も小学校に比べより難しくなり、ほうっておくと挽回ができなくなります。不得意科目を克服していくことが大切です。中学校へ進学する多くの小学生が不得意科目を克服できるように、hakken.の学習方法を知ってもらいたいと思います。 ある脳外科医は「脳は、同じ間違いを繰り返すクセをもっている」と言っています。これは「統一・一貫性」という、外部からの情報を理解するための脳の本能の一つだそうです。子どもたちの学習においても同じことが言えます。一度間違えた問題は目の前で直さない限り、同じ間違いを繰り返すということです。 hakken.では、創設以来徹底した「繰り返し学習」を取り入れています。間違えた問題はその場でやり直し、次回学習時にもう一度同じ問題を学習します。そして、自力で子どもたちができるまで、繰り返し学習していきます。この学習方法を徹底することで、子どもたちの不得意がなくなり、自信をもち学習に取り組むようになっていきます。また、hakken.ではただ単に繰り返し学習だけをしているのではありません。その内容にもこだわりをもっています。 その内容とは学習する問題をその子に合ったレベルに合わせて学習を繰り返します。わからないことや間違いはそのままほったらかしにせず、その場でやり直しします。なぜ間違えたのかがわかったらそれをいつまでに克服するか、目標シート「魔法のランプ」で目標を決めます。 勉強が苦手な子どもに難しい問題を与えたところで解けるはずがありません。また人は本来好きなものや興味があるものに対して、よく理解ができ、やる気も上がります。しかし、不得意なことや苦手なことは、そう簡単に興味がもてません。 その解決方法の一つとしてhakken.では中学校に進学する小学生にhakken.の学習方法を実感してもらいたいと思っています。これは「理解できた!」→「理解できたから好きになった」→「もっとやろう!」と、行動を変えるためのきっかけになります。このような成功体験を日常の学習で重ねていくことで不得意科目を得意にかえることができると思います。こうした小さな成功体験を小学生のうちから積み重ねていくことで、小学校と中学校の違いの変化に対応できる能力が身についていくと考えています。
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教室便り1501号 どもを信じるということ

小学生や中学生の子どもたちの多くは、人生経験が少ないため、いつも不安を抱えています。 子どもたちが夢や目標を実現させるために、私たち周りの大人は子どもたちを導いていかなくてはいけません。大人は相当な覚悟が必要になります。 「覚悟」とは子どもを信じることです。覚悟を持った大人に期待された子どもは、期待された通りの成果を出すことがあります。子どもたち自身が自分を有能だと信じられていることが分かれば、子どもはその期待に応えようと努力するからです。 hakken.の、「子どもたちをほめる教育法で伸ばす」の原点はここにあります。「こんないいところがある」「ここを伸ばせばうまくいく」と言われ続けることで、子どもは自分の可能性を信じ、成長していけます。 反対に親や周りの大人から否定されたり指示されたり命令ばかりを受けていると「どうせ自分はだめだ」と思い、自尊心を持たなくなります。そして、自らの力で前に進むことができなくなってしまいます。 ご家庭でも様々なことで子どもを信じて任せ、いざという時だけ手を差し伸べるような関わり方ができれば、子どもたちはみるみる成長していくはずです。 hakken.では学習を通して、今後もこのようなアプローチを子どもたちにすることで、子どのたちの「自信を持って自ら前に進む力」を育めるように努めてまいりたいと考えております。 hakken.の理念は「自らの夢をかなえることで、社会に貢献できる人材育成を目指します」です。 少しでも多くのお子さまが自分の可能性を感じ将来、自分の好きなことを仕事にして、その仕事を通して社会貢献ができるようにしていきたいと考えております。
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