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会長増田好子のコラムVOL.51 マンツーマン オンライン英会話 hakken.での早期学習をお勧め致します。
マンツーマンオンライン英会話は、特に小学生低学年や英語を得意としているお子さまに人気があります。英語を好きになるためには、単語や文法を覚えることは必須ですが、英語に慣れ親しむことも必要です。そのためには、オンライン英会話は25分みっちり英語漬けになるため効果は高いのです。現状としましては、親御さま自身がオンライン英会話を「難しそう」と思われ、敬遠される場合やお子さま自身が「はずかしい」と思われ敬遠される場合が多いようにお見受けいたします。実際習っている方は、「はずかしい」と思わない低学年のお子さま、英語に自信を持っている中学生以上の方が多いです。日々hakken.のオンライン英会話を受講されているお子さまが、どんどん英語に自信を持っていかれる姿を目の当たりにしております。 お子さまの「はずかしい」気持ちが芽生えない前に一度チャレンジしてみてください。hakken.のマンツーマンオンライン英会話は、hakken.の日本人講師のサポートがあり、外国人の先生もいつも同じ先生が授業をします。そしてhakken.の各校長も、hakken.のマンツーマンオンライン英会話を毎週受講しております。オンライン英会話の効果と楽しさを各校長自身が体験しているからこそ、ぜひお子さまにお勧めしたいと思っています。体験学習も受け付けておりますので、ご希望の方は通塾されている教室までご連絡ください。
会長増田好子のコラムVOL.50 学力を上げるコツ
学校でもほとんどの学習塾でも、学力を定着させるために「習う単元に必要な問題」を学習するように指導します。これは「100点をとるためには、この内容を完璧に学習しなさい。」ということす。ただ、完璧に学習できるのは、ほんの一部のお子さまで、ほとんどのお子さまは完璧にマスターすることが難しいのが現状です。お子さまそれぞれに学習の習熟度があり、また完璧にするまでの時間にも個人差があります。同じ時間をかけるとしたら、今90点以上取っているお子さまと、70点、50点…を取っているお子さまでは同じ問題を学習しても、完璧にできる内容が違ってくるのは当然のことです。どの点数を取っているお子さまでも大切なことは、何で点を落としているかを分析し、何を学習して、何を学習しないかを決めることです。例えば、問題をABレベル=基礎問題、Cレベル=標準問題、DEレベル=発展問題に分けるとすると、90点以上取っているお子さまは、A~Cレベルの問題を短時間で学習し、DEレベルの問題にチャレンジします。余裕があれば、高校受験、大学受験を考慮し、先取学習で学習の貯金をすることも重要です。90点以下のお子さまは、A~Dレベルを学習するのか、A~Cレベルを学習するのか、A~Bレベルを学習するのか、Aレベルだけを学習するのかを決めることが大切です。よく見られるのが、A~Cレベルの問題をおろそかに学習し、DEレベルの問題に時間をかけようとするお子さまです。お子さまの言い分は「A~Cレベルの問題は理解できるから。」です。しかし、テスト結果を見ると、A~Cレベルの問題で点を落としていることが多いのです。hakken.では、問題をA~Eにレベル分けしたものを、お子さまに応じて学習内容を決め、習熟度により復習回数を決め学習していただいています。
会長増田好子のコラムVOL.49 お子さまに取り入れてほしい新しい習慣 ~4月がチャンス!~
お子さまがこうなれば、ああなればとお子さまに対する要望があるかと思います。そんな時、「新学年になるから、何か一つ新しいことを続けてみない?」とお子さまに提案してみてください。受け入れられる可能性が、いつもより上がります。お子さまには新年度に対するご自分への期待があります。お子さまも何か思っていることがあるかもしれません。その場合、おうちの方が「そんなこと。」と思うことであっても、悪いことでなければ受け入れてあげることが大切です。しかし、お子さまに案がない時はおうちの方が提案してみてください。ただし、新しい習慣を取り入れることの慣れていないお子さまには、ほんの少し努力すればできる習慣を提案してあげてください。例えば、給食のお箸やコップを夕飯前(帰ったらすぐは、難易度が高くなります)には出す、洗濯物は洗濯物入れへ入れるなどです。学習習慣を身につけてほしいと思いがちですが、ハードルを下げて、簡単に短時間でできることを習慣化することで、学習習慣を身につけることにつながっていきます。新しい習慣を受け入れることに慣れているお子さまには、少し難易度をあげても大丈夫かと思います。小さな習慣化が未来の大きな習慣化に代わります。大人になった時、自ら努力できる習慣が身につく第一歩となるはずです。
会長増田好子のコラムVOL.48 中学校新課程の英語の教科書について 新出英単語は中1が一番多い
小学校では2020年度から学習指導要領が変わっており、2020年度の小5、小6の公立小学校のテストを見る限り、英単語の暗記を要求するようなテスト、例えば「次の日本語を英語に直しなさい。」というような問題は出題されておりません。そして、2021年度の中学校の教科書を見る限り、小学校の学習指導要領での目標単語は、中学校で暗記しテストに出るようになっております。下は三重県や岐阜県で使われる教科書で各学年のUnit 1における覚えるべき新出英単語です。Unit1における新出単語数(熟語も含む)中1 中2 中379単語 28単語 28単語このことからわかることは①小学校で習った単語は、ほとんど中1で暗記すること、②中1で暗記すべき単語は中2、中3と比較すると2倍以上になることです。そして、この②の状態はUnit 2以降も続きUnit によっては単語数が4倍以上になることもあります。hakken.ではこのような状態に備え、これまでより英単語の暗記に力を入れた教材を作成しています。英語学習の取り組みはこれまで以上に早期に準備されることをおすすめします。
会長増田好子のコラムVOL.47 ほめること=善し悪しの判断力をつけること
「子どもを伸ばすためには、『ほめる』ことが大切である。」よく聞くフレーズですが、『ほめる』ことの効果は、それ以上に重要なことがあります。それは「善し悪しの判断力と行動力が身につく」ことです。ほめられたことは、「良いことなんだ。もっとやろう。」というメッセージを受け取り、反対に注意されることは「やってはいけないんだ。やめておこう。」というメッセージを受け取ります。つまり、ほめられることは、どう行動すればいいかを学び、注意されることは、行動しないことを学びます。また、ほめられることは自信につながり、行動の範囲を広げる効果もあります。たくさんほめられれば、行動への後押しになり、たくさん注意すれば行動を制する効果になるのです。以下は主婦300人に取った「どんな大人になってほしいか。」のアンケートです。第1位=思いやりのある子(82人) 第2位=自分に自信が持てる子(76人)第3位=友だちを大切にする子(31人) 第4位=社会で自立できる子(30人)第5位=自分らしさ(個性)のある子(22人) 第6位=目標を達成する力のある子(14人)第7位=人に迷惑をかけない子(12人) 第8位=リーダーシップがある子、勉強ができる子(3人)「ほめる」ことで導ける内容は、第2、4、5、6、8位です。ポイントは具体的にほめることです。「ほめる」効果は大人にも通用します。だから、小学生はもちろんのこと、中高生にも効果があります。ぜひ実行してみてください。みんなの笑顔がきっと増えるはずです。
会長増田好子のコラムVOL.46 2021年度 中学英語 教科書改訂 単語数はもちろん進度がより早くなり、扱う文章の難易度も上がります。
例えば、中学1年の4月に習う自己紹介や初歩的な会話(Unit 1 レベル・単語数などは教科書と同等))を、2021年度の教科書をもとにして作成したhakken.の教材で比較してみると、次のようになりました。単語数… 現行は、25単語 改定後は、53単語英文数… 現行は、10単語 改定後は、23単語文法 … 現行は、be動詞 改定後は、be動詞、一般動詞、助動詞can例文 … 現行は、You are Ito Saki. あなたは伊藤佐紀です。改定後は、You are a student there. あなたはそこの生徒です。以上のことから、扱う単語数・英文の数は2倍以上に増え、学習する文法も、現行は1単元に1文法の学習ですが、改定後は1単元に複数の文法を学びます。また、1つの文章においても、現行より改定後の文の難易度が高くなっていることがわかります。改定後は、日常で多く使われている表現から学んでいくようになっているため、より多くのフレーズをいかに覚え、定着させていくかが課題になります。hakken.は暗記力、定着力の重要性を訴えていますが、やはり学力差の大きな要因は、暗記力、定着力といえます。要するに理解するだけでは点が取れないのです。覚えればいいことなのですが、その覚えることが容易でないことを日々の子供たちの指導から私たち指導者は身をもって感じております。成績UPに必要な暗記力、定着力は一朝一夕にはつかず、訓練が必要です。ぜひ、小学生のうちにこれらの力をつけていただくために、hakken.に英語教育をお任せいただけるようお願いいたします。私たちhakken.はこの現実を重く受け止め、皆さんをhakken.の教材、指導を通し全力でサポートしていく所存です。
会長増田好子のコラムVOL.45 あぁ!大変 新中学1年生
只今、来年度の中学教材を作成しております。英語以外の教科は、今年とあまり変わっていませんが、英語においてはかなりの変更があります。高校で習う内容が中学校に移行することは先月の教室便りで、代表の矢野力より報告させていただきましたが、今回は新中1生の英語学習についてお話しさせていただきます。新学習指導要領では小学校で習う600~700語の単語は、小学校で習うことは習うのですが、暗記するまでは要求されません。しかし、中学1年生では、小学校で覚えているという前提で、日々の学習やテストに出てきます。つまり、中学1年生では、中1に習う英単語と小学校で習った英単語の両方を覚えていなければテストで点が取れない可能性が高いです。また文法においても同様で、中1の1学期には旧学習指導要領では中2、中3で習うような文法も出てきており、ますます暗記力と定着力が必要とされます。これまでも、中学校で要求される暗記力や定着力を小学校では培うことがなかなか難しい現状がありましたが、ますます、小学校のうちに英単語を暗記し、定着させておく必要があります。英語の学力差は、暗記力、定着力の差であるといっても過言ではありません。来年度からの新学習指導要領が、子どもたちの学力差を大きなものとすることが予想されます。暗記力、定着力を重視し、ローステップの小学生hakken.英語教材で、少しでも早く、英語学習を始められることをお勧めいたします。
会長増田好子のコラムVOL.44 小学生のことわざ・俳句・百人一首の暗記 なぜ必要か?
(※小学生は授業でことわざ、俳句、百人一首をカードで暗記しています。)それは暗記力と定着力・語い力(言葉をどれだけ知っているか、どれだけ使えるかという能力)を高めるためです。暗記力と定着力を高めなくてはいけない理由として、1つ目は、中学校、高校になるとたくさんの事を覚える必要があります。1度にたくさんのことを覚え、それらを忘れずに覚えておくこと(定着力)が成績上位者の必要条件であるからです。2つ目は、学校教育でも、暗記だけにかたよった教育は敬遠され、暗記力の対局にあるのが思考力とされていますが、暗記なくして思考力は身につかないからです。語い力を高めなくてはならない理由としては、1つ目は、「国語力が全ての教科につながる」という言葉を聞かれたことがあると思いますが、国語力で1番大切な読解力は語い力がなければ身につきません。この語い力・読解力も成績上位者の必要条件だからです。2つ目は、語い力が不足していると、授業を聞いているとき、知らない言葉がたくさん出てくると思考が追い付かず、話の内容を理解することが難しくなるからです。ではなぜ暗記力と定着力・語い力を高めるために、ことわざ・俳句・百人一首を使うのか?漢字や用語を覚えるだけではだめなのでしょうか?それは、多量のものを文章で覚えることに意味があります。そして多量のものを暗記できたか、定着しているか、を確認するためにはカードは効率が良く、文章で覚えることでより多くの言葉を覚え、その結果、語い力を高めることができます。暗記力・定着力・語い力の高い子ほど、少しの時間で、多量のものを暗記し、知識として蓄え、必要な時に必要な知識を出し、思考力を発揮します。しかし暗記力・定着力・語い力の低い子は、暗記したものは、定着されず、知識としても頭に残ることが少ないため、思考力を発揮することもできません。したがって訓練で暗記力・定着力・語い力を身につける必要があります。つまり、ことわざ・俳句・百人一首はhakken.が提唱する4つの能力を上げる道具のひとつだと考えています。
会長増田好子のコラムVOL.43 先取学習の意味・優位性
hakken.はなぜ、先取学習を進めるの?それは、①より理解を深め、すらすらできるようにするため②学習に余裕を持たせるため③能力をUPさせるためです。親御様からよく相談をお受けするのが、進みすぎてやったところをお子さまが忘れる。ということですが、テスト前などに復習すればより理解が深まり、1回学習するより2回、3回と学習するほうがすらすらとできるようになります。また、学校の授業が復習になるので、それだけでも理解が深まります。(①)また、学校と同じ進度や復習だと、学校の進度に遅れないようにするため、十分な復習が出来なかったり、範囲を絞って進めていく必要があります。しかし、先取学習が進めば難易度の高い問題に取り組む時間も生まれます。テスト前にも進度に余裕があるためテスト対策に十分な時間を取ることができます。(②)そして先取学習には能力を上げる効果もあります。学年が進むほど学習内容を難しいと思うお子さまが多くなります。それはお子さまの能力を超えた問題が出てくるからです。お子さまにとって苦手とする問題を学年が低いうちにクリアすることで、能力の器を広げることができます。それは、幼ければ幼いほど、極端に言うと0歳に近いほど効果があるのです。(③)私立の小学校・中学校や進学校と呼ばれる普通科の高校では、この先取学習を取り入れている学校が多いのが実状です。ある私立の小学校は、5年生の2学期ごろまでに小学校の内容をすべて終らせ、ある私立の中学校では、中3には高校の内容を学習しています。進学校と呼ばれる高校では、高3では大学の受験勉強に授業をあてることは常識化しています。hakken.でもどれだけ先取ができるかが、成績UPのカギを握っていることは言うまでもないのです。上記のような理由から、hakken.は先取学習を進めています。先取学習に大切なことは、学習枚数を上げることです。成績優秀な生徒は、例外なく学習枚数が多いのです
会長増田好子のコラムVOL.42 hakken.をお勧めしたい理由
① 本物の実力がつきます。できないところはできるまで学習できるシステムがあります。よくできるお子さまは、できない問題をそのままにせず、完璧にできるまで学習します。完璧にできるまで学習できるのはごくごく一部のお子さまなのです。みんな自分に甘く、完璧にできるまで学習しようしません。わかったつもりで、学習を終えてしまいます。結果、テストで点数がとれません。hakken.なら平均的な難易度の定期テストなら、1年以内には20点UPは容易にできます。しかし、中学校によっては、難易度の高いテストで点数が上がりにくい場合があります。hakken.の学習を続けていけば、まず単元テストで、点数がUPし、その後定期テストで点が取れるようになります。hakken.での学習を継続すれば、かならず成績はあがります。hakken.の卒業生が、高校に入って、上位を取ることができる子が多いのは、ここに理由があります。② 応用力がつきます。hakken.の学習で培われる作業力、暗記力、定着力、セルフコントロール力がつけば、その先に 応用力がついてきます。まずは作業力を上げられるよう学習していきます。早く正確に解く力が養われれば、難易度の高い問題にも学習することができます。そうすれば持ち前の、hakken.の完璧になるまでの学習で、応用問題と呼ばれる難易度の高い問題も身につくからです。つい先日も、中3生のお母さまからの喜びの声が届きました。今まで苦手だった応用問題をスラスラ解き始めたそうです。今までとは全く違ったご様子だそうです。要因は、やはり学習枚数です。量が思考力を高めるのです。残念なことですが、hakken.の学習教科があがると、他教科が心配だということで、他塾に変わられる方がおみえになります。しかし、結果として、hakken.の学習で上がった教科も、下がってしまうことが、多数報告されています。ぜひ、hakken.のテスト対策、入試対策をご活用ください。
会長増田好子のコラムVOL.41 学校の学習進度②
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中、昨日(7/9)東京では、感染者の人数が220人を超えました。東京の小中学校では、休校しているところもあるようです。また、ある国では今年は全員留年として、2021年に同じ学年での教育をすることを決めたようです。hakken.の生徒さんが通っている学校でも、それぞれ対応が違います。休校中に出した宿題で、その単元の学習は終了したとみなし、先に進めている中学校。例年の進度に追い付け追い越せと、学習スピードを速めている小中学校。基本問題だけを学習して、学習進度のスピードを速めている小中学校。宿題をやたら多く出している小中学校。学校の先生方も、とても大変な思いを持ち、学習にあたってらっしゃるのがわかります。しかしながら、子どもたちのことを考えると、学力、精神状態など心配は尽きません。先取り学習の得意な、hakken.といたしましては、hakken.で習ってくださっている教科については、大丈夫と自信をもって子どもたちにご提供させていただいておりますが、hakken.で習ってくださっていない教科について、親御様、子どもたちの不安は計り知れないものがあるのではないかと、心を痛めております。心配なことは、すぐ各hakken.の校長にご相談ください。各教科の勉強方法は違います。何よりも、お子さまお一人、お一人の学習の現状を誰よりも把握しておりますことを、hakken.の校長は自負しております。お役に立てるかと思いますので、気軽にご相談ください。※ こんな時だから…。優しい言葉を掛け合いましょう。「ありがとう」は魔法の言葉、「ごめんなさい」は癒しのことばです。ステキな親子関係は、会話で作られていきます。※ 中学教科書2021年度改定に伴い、現在作成を開始しております。より一層、成績UPに効率の良い教材作成に奮闘中です。乞うご期待ください。
会長増田好子のコラムVOL.40 学校の学習進度
新型コロナの影響で、学校の学習進度は様々です。ある中学校では、休校中に動画で学習したものは、すでに理解しているものとして進んだり、学年の最初から学習は進めているものの異常に進度が速かったり、又小学校では、小学1年生にも関わらずたくさんの宿題が出て、子どものやる気が損なわれたりしています。 東京都立高校の入試内容が発表され、中3生の学習内容の一部が除外されるもようです。国語では中3の漢字、数学では三平方の定理、英語では関係代名詞などが除外されるようです。東海地方でもこれに近い内容が高校入試から削除されることになるのではないかと思われます。9月入学の話もとん挫したこともあり、学校での子どもたちの負担とこの先の学校教育にこのうえない不安がつきまといます。 おかげさまで、先取りが得意なhakken.の学習においては、例年通りほとんどの子どもたちは無理なく学習を進めることができています。徹底した演習中心の学習のため、例年通りの進度と学習の習熟度を保っております。不安なことは、各教室の校長にご気軽に相談ください。お待ちしております。こんな時だからこそ、お子さまの良いところ・少しの成長・普通にできているところ、ねぎらいの言葉などを、笑顔で声に出して伝えてあげてください。おうちの方の笑顔やプラスの言葉は、ストレスを緩和し、子どもたちのやる気につながります。 「学校に毎日行けていることが安心だわ。」「授業時間が伸びて大変じゃない?よく頑張っていると思うわ。」「今日も元気そうね。うれしいわ。」「~してくれてありがとう。」などなど。
会長増田好子のコラムVOL.39 コロナに負けない学習法をめざして
新型コロナによる国の緊急事態宣言が発令され、最初は経済のことばかりで、子どもたちの教育のことは、一切語られませんでした。4月頃に9月入学のことが話題になっていましたが、今(5月9日現在)もなお、教育に関しては、これといった対策も取られていません。私たちhakken.に、何ができるかを試行錯誤し、宿題の出し方を工夫し、オンライン学習の導入など、できることを少しずつやってまいりました。まだまだ、不十分なところもありますが、個々が知恵を絞り、できることを重ねていくことが私たちhakken.の役目だと思っております。 数ある個別指導塾の中でも先取り学習が得意なhakken.です。「誰もが自学自習ができる教材」を目標に教材を作成していますが、お勉強が苦手なお子さまにも、自学自習できる教材とは、まだまだ言えないものがあります。しかし、今回の緊急事態宣言に伴うhakken.の休校中に、hakken.教材を使い、自学自習で先取り学習をしている生徒の報告が多数、私のもとに届いております。今後、新型コロナ流行の第2波にも備え、学校の授業が進まずとも、hakken.では、予習をしっかり進めていきます。今年度は小学生、来年度は中学生の教科書が変わるため、3月4月は小学1年生が自学自習できる算数教材を作成、4月5月で小学生でも自学自習できる英語教材の作成に取り組んでおります。5月からは各教科の教材の作成に従事します。そこで、今以上に自学自習を意識した教材を作成してまいります。hakken.教材作成部でも、教材でお子さまの学習をバックアップしていきます。
会長増田好子のコラムVOL.38 学習における「思考力」
お勉強が大(・)得意(・・)なお子さまは、難問もすらすらと解いてしまいます。解き方の手順としては、① 頭の中にいろんな情報を置き、② それらの情報の中から必要なものを選択し、③ つないだり、作りだしたりして、問題を解いていきます。これが一般的に思考力と呼ばれるものです。ではどのようにすれば、思考力を身につけられるのでしょうか。それはまず、❶ たくさんの情報をインプットすることです。手段としては読書や繰り返し学習による学習の定着があります。ただし、学年が上がるほどに、身につけなければいけない情報も数多くなるため、できるだけ短時間で知識を得る工夫が必要となります。短時間で情報を得ることを訓練していくと、ある時期からどんどん知識を得るために必要な時間が短縮され、その結果、言うまでもなく得られる知識量は格段に増えていきます。hakken.が、学習枚数(作業力)にこだわりを持つ理由は、ここにあります。次に❷ 記憶の容量を増やす訓練もまた必要となります。これは、1度に覚える(暗記力)内容を徐々に多くしていくことと、自分は、覚えたものを1週間で忘れるのか、1か月で忘れるのかを把握し、忘れない(定着力)訓練をすることです。hakken.が、繰り返し学習を重視する理由が、ここにあります。まずはこの2つを訓練することで、思考力への道がかなり開けてきます。実は、勉強以外でも思考力は養うことができます。それは、自主的に行動することです。自分で考え、工夫し、失敗を繰り返し、また考え、工夫する繰り返しが思考力を育てるのです。親御様がこまめにお子さまに手を貸しすぎる環境があるとしたら、それは思考力を育てるための訓練に反してしまうため、できるだけ自主的な行動を促してください。
会長増田好子のコラムVOL.37 努力を継続するために必要なこと
努力を継続できるお子さまと、できないお子さまの違いを表にまとめてみました。 項目努力を継続できないお子さま努力を継続できるお子さま目標今が100%の力としたら、150~200%の目標を立てる 105~110%の目標を立てる継続①やってダメならすぐに止めてしまう やる内容の難易度を下げる継続②1~2日出来なかったら止めてしまう またやり始める心情①決めたことを行動するまでに「やる気」を必要とする 「やる気」には関係なく、時間で動ける心情②できないと落ち込む 落ち込まない 思い当ることは、おありですか?学校の先生から「規則正しい生活をしましょう。」「生活習慣が、規則正しく身についている子は比較的成績が良い」などという言葉を聞くことが多々あると思いますが、それは心情①の項目に関係するからです。起床から始まり、食事の時間、~の時間など、時間単位で動いているお子さまは、行動するとき、比較的「やる気」を出さずとも、行動が起こせるからです。目標に関して、今が100%の力としたら、105~110%の目標なら、容易に達成できそうな気がしませんか。継続することに慣れないお子さまは、101%だって大丈夫です。できるようになったら、増やせばいいのですから。そして継続の大きな要因として、達成感の積み重ねがなければ、継続は難しくなります。お父さま、お母さま、お子さまに110%以上のことを要求していませんか。継続が苦手なお子さまほど、要求のパーセンテージを下げなければいけないことがわかって頂けたと思います。それにはまず、お子さまの現状をよ~く観察していただく必要があると思います。
会長増田好子のコラムVOL.36 自己肯定力を育てる
お子さまは愛されている実感を持つことで、気持ちが安定し、自己肯定力が育っていきます。自己肯定力の強い子は、何にでもチャレンジでき、くじけることが少ないように思います。では、どのようにお子さまに、親御さまの愛情を伝えればよいのでしょうか。それは、言葉や態度で示すことです。「大好き」、「ありがとう」、「あなたのこと大切に思っているよ。」などなど、笑顔でボディタッチしながら、ストレートにそのままを伝えていただくことです。親御さまがお子さまを愛してみえることは「言わなくてもわかっていること」ではありません。肯定的な言葉が、どれほど心が温まる言葉なのかは言うまでもありません。特に思春期のお子さまには、いろんなことに効果的だと思います。お子さまが悩んでいるときも、自信を無くしているときも・・・。いろいろな場面でお子さまは、深層心理で「あなたのことを大切に思っています。」という言葉を欲しています。この言葉かけでお子さまの自己肯定力は確実に上がっていきます。その言葉をお子さまにかけるとき、手を肩に置くとか、背中に触れるとかのコミュニケーションを添えると、効果は倍増します。人間はいつからだって、成長し変わっていく能力を持っています。
会長増田好子のコラムVOL.35 信頼関係を作る‼
信頼関係といっても色々なものがあります。ここでは、お子さまに学習を今以上にすることを提案をし、大人の言い分を受け入れてもらうための信頼関係についてお話を進めます。それは、「有言実行」です。つまり口に出すことと行動が一致することです。例えば、① お子さまが何か欲しいものがあって、1度は、ダメと言う。しかしその後、お子さまが執拗にほしいとせがみ、仕方なく与える。これはお子さまにとって得をすることなのですが、大人への信頼はなくなってしまいます。② お子さまにできてないことがあって、それを注意します。しかし、大人も同様にできていない場合、大人への信頼はなくなってしまいます。③ お子さまに今以上の努力を強いるとき、大人も同様に努力する姿を見せることが大切です。お子さまは、大人の言動を厳しくチェックしています。少しのウソも、ごまかしも通用しません。大人は、それに答えられるよう努力する必要があります。私は「凛として」という言葉が好きです。「凛として」とは、態度や様子が引き締まっている様子やしっかりしている様子のことですが、もともと怠け者の私は、自分を見張っていないとすぐに怠けたり、逃げたりしてしまうため、理想の自分を常に頭において行動することを心がけています。「親の背を見て子は育つ」ということわざがあります。指導者も同じで、お子さまに自分の姿勢を見せることが、お子さまを指導する必要条件だと考えます。今年もhakken.は指導者一丸となり、お子さまの指導にあたります。
会長増田好子のコラムVOL.34 お子さまの自主性を育てるための親離れ・子離れ
お母さま : 食事に家族みんなで行くよ。お子さま : 僕は、家にいる。お母さま : 何も食べるものないよ。お子さま : 大丈夫、何か作って食べるから。お母さま : 材料もないよ。お子さま : 大丈夫だって、ほっといてよ。 よくお見受けする会話だと思います。自主性を尊重するなら、ここはお子さまを一人で置いていきます。親御様としては、何も食べるものがないから心配です。 よくあるパターンが、お母さま : じゃ、もういいわ。もう行かない。 険悪ムードになり、お子さまがイヤイヤ行くか。みんなが行かないか、になります。 ここは、お母さまがお子さまを心配する気持ちを我慢して、お子さまを一人おうちに置いて、行くことが正解です。お子さまを一人で置いていく罪悪感は、お子さまの自主性を育む妨げになります。 個々の意見があって、個々の行動があっていいのです。お子さまが自立する第一歩、お母さまが子離れする第一歩です。お子さまの自主性を育むことを目的とするなら、大切なことは、 ① 無理強いしないこと。いやなことは「イヤだ」といえる環境を作ることが大切です。 ② お子さまのことはお子さまが決めること大人が決めたことに従っているとき、お子さまは、行動では従っていても、頭の中や心は従っていません。 学習面において大人が決めたことに従っているお子さまは、頭を使わず、勉強が作業になっている場合をよく見受けます。「なぜこうなるのか。」を考えて学習していないのです。したがって学習効率がとても悪くなります。自主性は、お子さまが成績UPを目指すときとても大切な必須事項です。
会長増田好子のコラムVOL.33 ほめる効果と弊害
ほめることはいいことなのに、弊害?そうなんです。 例えば①「~くんは、すごいね。」②「~さん、上手だね。」③「~ちゃん偉いね。」これら3つの共通点は、努力や行動をほめていないことです。このようなほめ言葉は、努力しないことを奨励しているのと同じことになります。ほめてもらうことが当たり前、努力はしない。本来お子さまを「ほめる」目的は、やる気を出させるためのものであったはずなのに…。 では、どのようにほめるのがいいのでしょうか。①「~くんは、前は・・・だったのに、今は・・・ができるようになったね。すごいよ。」②「~さん、毎日の練習の成果が出てきたね。上手になったね。」③「~ちゃん、いつもお手伝いしてくれて、ありがとう。」これら3つの共通点は、行動や努力をほめていることです。また、「ありがとう」をほめ言葉に入れているのは、「ありがとう」ほど最高のほめ言葉はないからです。「ありがとう」って言われると誰だって嬉しいものだと思います。 今の若者は、弱い・きつく言うとすぐくじける、プライドだけは高い、などと言われています。これらは「ほめる」ことの弊害ともされています。本来やる気を出させるためのほめ方とは、相手をよく観察し、変化を見つけ、感動と共に相手に伝えることだと思います。「言葉」は私たちが考える以上に、影響力があります。ぜひ「言葉」の使い方にたくさんの気を使って、お子さまに投げていただければ幸いです。
会長増田好子のコラムVOL.32 子どもの自己肯定感を高める方法
自己肯定感が低いと、自分自身を否定的にとらえてしまいます。 例えば 自信をもって行動できない 他人にきつく当たってしまう 新しいことにチャレンジしない 努力することができない(我慢ができない) マイナス思考になりやすい 他人の評価が気になるなど否定的にとらえてしまいます。 そうなる原因は本人の性格だけでなく、周りの環境や人間関係も大きく関係しています。特に年齢の低いお子さまになればなるほど、親の影響は大きいです。親を含めた周りの人間がお子さまとどのように接するかが、お子さまの自己肯定感に大きな影響を与えます。お子さまと接するときに子どもの自己肯定感を高める3つのプロセスがあります。それは、 ① お子さまの興味を知ること。 ② お子さまが何を求めているかを見つけること。 ③ お子さまにお子さま自身の変化を伝えていくこと。この①~③を実施すれば、お子さまの自己肯定感は高まっていきます。 ①お子さまを観察すると、何に興味をもっているかがわかると思います。その興味の対象について、会話をしたり、遊んだりします。そうすれば子どもは、そのように接してくれた大人に関心をもってくれます。 ②会話や遊びの中で、お子さまが大人に何を求めているかを見つけます。「私を1番に見て」とか「僕は・・・に自信があるの、ほめて」とか、「私は自信がないの」とか・・・。それがわかれば、そのお子さまが求めていることをします。「私を1番に見て」という子どもには、いっぱいお話を聞いてあげます。「僕は・・・に自信があるの、ほめて」という子どもには、いっぱいほめてあげます。そして、「私は自信がないの」という子には、いいところを探してほめてあげます。子どもは、認めてもらうことを望んでいます。 ③会話や遊びの中で、「できたこと」「さっきより上手になったこと」を見つけて、どんどん伝えてあげます。さっきの自分と比べて、昨日の自分と比べて、変化したことを伝えていきます。同じことを何度でも、何度でも伝えてあげます。そうすれば子どもは、どんどんできないことにチャレンジし、努力し始めます。 実はこれらの方法は大人にも効き目があります。誰でも、自分の存在を認めてもらったら嬉しいですよね。だからどの人にも、このように接していただけると人とのコミュニケーションがうまくいきます。ここで一つポイントがあります。子どものやる気は、ほめ方によるものが大きいと思います。ほめるときは、行動をほめること。決して素質など努力しなくてもいいものは、ほめてはいけません。努力しなくてもいいものをほめると、努力しない、チャレンジしないことを促進してしまう可能性があります。