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Column

会長増田好子のコラムVOL.97 小学生のテスト対策
小学生のテストがいつ実施されるかはわからない学校も多いのですが、テストが実施される日程がわかった時点でhakken.の校長までお知らせいただくと幸いです。中学生にもよくあることですが、定期テスト対策の学習をすると以前学習したことをすっかり忘れていて、本人もびっくりすることがあります。特に、中学1年生の最初の定期テスト対策のとき以前できていた問題ができないことに気が付くお子さまが多いようです。もちろん優秀なお子さまでも同様です。小学校ではいくつもの単元を一度に学習することがほとんどなく、一単元が終わったらすぐテストを実施することが基本です。だから4月に習ったことを5~6月になると忘れてしまうことを本人も気づかないまま中学校の定期テストを迎えてしまいます。hakken.では、ほとんどの生徒さんが先取り学習をしているため、以前学習したことを忘れてしまうことがあります。しかし先取りをすることに意味がないわけではありません。先取り学習をすることで、思い出したときには以前以上に理解が深まり、定着力が高まります。先取り学習のメリットは、① お子さまの能力の器を広げること。② 先取り学習をすることで時間的な余裕ができ、苦手分野の学習に時間をかけられること。③ 先取り学習をすることで、テスト対策の時間が取れること。などがあります。成績を上げるためには、この先取り学習と、一度覚えたことを呼び起こし、呼び起こすことを繰り返し行うことで『忘れない脳』を作ることが大切です。ぜひおうちでもやっていただけると幸いです。

教室便り2509号 効果的なテストの振り返りの仕方
テストを振り返るときにもっとも重要なことは、振り返りをすることでお子さまが勉強を頑張ろうと思えることです。親子で振り返る場合は、まずは良かったところを見つけ、ほめることをはじめにしてください。指摘する場合は事実だけを見ること(伝えること)です。親子で振り返りをする場合、どうしても気持ちや感情がこもってしまいがちです。自分自身で振り返る場合も、できなかったことばかりに目を向けるとモチベーションが下がります。前回の自分と比べて良かったところを必ず探すようにしましょう。テストの振り返りで具体的に見るポイントは大きく3つに分けられます。⓵ケアレスミスをしていないか。問題文の読み間違いがないか、途中計算や途中式を確認する。 ミスをしないように具体的な対策をとる。⓶間違えた問題は「わからない問題」か、それとも「見たことはあるけれど忘れてしまった問題」かを分ける。「わからない問題」の場合は、まず塾の問題や学校の問題集と同じ問題があるかチェックしてみる。同じ問題がなければ、その問題の解き方を覚える。 同じ問題があれば、練習不足が原因。次回のテストに向け、練習量を増やす必要がある。「見たことはあるけれど忘れてしまった問題」の場合も、練習不足が原因。次回のテストに向け、練習量を増やす必要がある。⓷時間は足りていたか。時間が足りない場合は、普段の学習からスピードを意識して学習する。テスト当日はできる問題からやり、問題を見てすぐに回答できない問題と時間がかかりそうな問題は後回しにし、まずは最後まで問題をやるようにする。そして、これらを踏まえて振り返り、「次はどのように取り組むべきか」を具体的に自分で考えることが重要です。気をつけることは「自分で決めること」です。「次は○○しようね」と指示をするよりも「次はケアレスミスをしないようにするためにはどうする?」と問いかけ本人に決めてもらうようにします。振り返りをするには技術が必要です。振り返りの仕方を学校で詳しく教えてもらうことは少ないと思います。やみくもに振り返りをすると、どうしても過去のことに目が行きがちです。振り返りで大切なことは過去のことは事実だけを確認し、未来のこと(これからのこと)に目をむけ、「次はどうする?」を考え、自分で決めることです。そうすることで、振り返ったことが次の行動につながりやすくなり行動が変われば結果も変わってきます。

hakken.教室コラムVOL.131 英検協会より2024年度優秀団体の表彰を受けました。

会長増田好子のコラムVOL.97 やっぱり子どもはすごい‼夏休みの子どもたち
夏休み中の小学生の無料学習会、小・中・高校生の夏期講習、通常学習。私が直接指導させていただいたお子さまはみんな頑張っていました。小学生の無料学習会1日目から「宿題は全部やった」と言う小2の女の子。夏休みにhakken.の英語学習に参加したから、英語が得意になったと言う小3の男の子。夏休み中に英検2級と漢検6級の合格証書が届いたと嬉しそうに語ってくれた小5の女の子。宿題が多くて夏休み前に計画を立て、計画通りに学習ができていると自信をにじませる小6の女の子。日ごろは授業が始まるぎりぎりの時間しか入室しないけど、夏休み中は早く来て宿題の採点を黙々とやる中1の男の子。教室での自習学習を頑張る中2の女の子。学習のアドバイスをしたら、初めて知ったと目をキラキラしながら学習に集中する中3の男の子。残念ながら遅い時間帯の授業は見ることができなかったので、高校生の勇姿は見ることができませんでしたが、きっと高校生も頑張っているはずです。子どもたちは、「成長すること」が好きだと思います。少しのきっかけで、大人の気長な包容力で、子どもは本来の頑張りを発揮します。子どもたちの頑張りを後押しするのは、子どもを認めること、自信を持たせること、余裕を与えることです。子どもを信じ導きながら、子どもの成長を気長に待ってあげてください。

教室便り2508号 テスト勉強の仕方
学校の定期テストは、学校の問題集や教科書から出される問題が多いため、学校の問題集を繰り返しやることがもっともテストの点に繋がります。学校にもよりますが、テストの少なくとも80%以上は学校の問題集や教科書の類題から出題されています。毎年、さまざまな定期テストの問題を見ていますが、まったく初めて見る問題に出会うことはほとんどありません。どの問題もどこかで見たことのあるものばかりです。目標はすべての問題をできる状態にすることです。問題集をやる時、1回目の学習はできる問題とできない問題の仕分けをします。そのため、1回だけ問題集をやっても、できる問題はあまり増えません。2回目以降からが本当の勉強です。2回目は1回目でできなかった問題だけを練習してください。3回目は2回目でできなかった問題だけを練習してください。hakken.での学習と同じように、間違えた問題はできるようになるまで繰り返し学習しましょう。採点は、少なくとも大問単位で採点をすることがおすすめです。hakken.での学習の様に数問単位で採点してもOKです。その理由は3つあります。1.まとめて採点すると見直し、やり直しが億劫になる。2.数問単位で採点をしていけば、次の問題の正答率が上がる。3.やったその時が一番その問題を覚えているので、効率が良い。問題集をやる目的は、できない問題をできるようにすることです。そのために、採点、やり直しをすぐすることで効率よくできる問題を増やすことができます。また、分からない問題は、解答・解説を見てください。考えることももちろん重要ですが、数学も含め勉強のほとんどは暗記です。分からなかった問題は、解答・解説をみて、知識、解き方を覚えることが先です。知識、解き方を覚えてから、考えることが大切です。定期テストの結果は、テストまでに学校の問題集をどのように取り組むかで大きく変わってきます。効果的に問題集を使うことができれば、80点以上は狙うことができます。まずは、学校の問題集を徹底的に取り組みましょう。

会長増田好子のコラムVOL.96 hakken.の学習メソッドを自信を持ってお勧めします
次男が中1の3学期、主要教科の成績が5段階で数学が4その他の教科は3。次男と学習のことを話し合ってもなかなかやる気は出ず、「もう私が見るしかない。」と一念発起して始めた学習方法が現在皆さまに提供している『hakken.の学習メソッド』の始まりです。その当時の次男は、暗記力(その場で暗記する力)もなく、定着力(覚えたものを覚えている力)も作業力(短時間でたくさんの問題を学習する力)もありませんでした。そこで、できない問題はできるまで学習するという今hakken.が実施している復習方法で、暗記力と定着力を付けました。暗記力はただ暗記するだけでだれにでも簡単にできると思われがちですが、暗記力の乏しい次男には正確にたくさんのものを覚えることは難しいのが現状でした。又やっと暗記したものを翌日・1週間後・1か月後に確認すると忘れていることが多く、根気よく繰り返し学習をしました。現在hakken.で予習をして、テスト前にもう1度学習したところを学習するというパターンです。先に進んでいるからこそテスト対策が可能になります。また数学の計算分野の学習が作業力をつけるのにいちばん適しているので、作業量を重視しながら数学を学習しました。中1のときは、どの教科も基本問題を重視し、応用問題は学習しませんでした。現在hakken.で提供させていただいているA~Eのレベル(難易度別に問題のレベルを付けています)のBレベルの問題を学習させました。ここで大切なことはどの問題をやらせないかです。基礎力のない子どもに応用問題をさせても、ものにするまで時間がかかり、また応用問題はテストに出るときは、姿を変えて出題されるので結局点が取れないことが多いのです。基本問題がマスターできるとその後は応用問題です。応用問題が苦手であった次男も基礎力を付けたことで応用問題も解けるようになりました。結果全ての教科で90点以上が取れ、地域1番の偏差値を有する高校に合格することができました。中学、高校と一緒だった友人が「どんどん成績を上げた」と評価してくれたことが当時とてもうれしかったことを思い出します。こんな経緯で誕生したのが『hakken.の学習メソッド』です。多くの人に学習していただけることを願っております。

教室便り2508号 公立中学生の夏休みの過ごし方~2学期に向けて~
多くの公立中学校では、秋は社会見学や運動会、文化祭など行事が多くなる時期でもあります。冬休みまでの間に定期テストも2回実施される学校がほとんどです。行事が多く、テストも2回あるため、2学期は授業スピードが速くなることが多く、1学期と同じペースで学習すると、進度についていけなくなる可能性があります。中学1年生の場合は、2学期からテストの平均点も下がってきます。1学期の定期テストは平均点も高く、英語であればアルファベットやローマ字、簡単な英文だけのテストであることが多いですが、2学期のテストからは一般動詞や三人称単数なども出題され、平均点も中2,3年生と同じ60点前後になってきます。そのため多くの中学1年生は、2学期の成績は下がります。平均点が下がるので当たり前のことですが、勉強内容が難しくなり、テストの点も下がることで親も子も、テストの点に危機感を感じたり、勉強についていけないと感じ始める生徒が多くなります。そうならないためにも、中学1,2年生はお盆前後までに、中学3生は遅くても8月上旬には学校の宿題を終わらせ、それ以降は2学期に向けた準備をしていきましょう。具体的にすることは、前回のテスト後に学校の授業で学習した範囲の学習を、学校指定の問題集を使って進めていきましょう。この範囲は次回のテスト範囲にもなります。地区によっては9月に2学期の中間テストがある学校も増えてきています。休みの間に取り組んでおくことで、次回のテスト期間に取り組むべきことを減らすことができ、更には2学期からの授業も分かりやすくなります。また中学3年生は、上記に加えこれまで学習した中1から中3の内容の基礎~標準問題を練習しておきましょう。また偏差値が60以上ある高校の受験を希望しているお子さまは、標準~応用問題もこの夏である程度マスターすることが求められます。入試までに長期の休みはこの夏休みと、冬休みがあります。ですが冬休みに基本~標準の復習ができる時間は多くありません。それは冬休み明けには内申点にかかわる重要なテストが学校で実施され、その数日後には私立高校の入試が始まるためです。もちろん夏休み以降も復習する時間を取ることも可能です。ですが2学期のテストの成績は内申点に大きく影響します。内申点が十分あればよいですが、多くのお子さまはそうではありません。夏休み以降はテストの内容に力を入れられるように、夏休みの間に復習をある程度仕上げていくことが重要です。この夏にしっかりと2学期、受験に向けて準備をしていきましょう。

会長増田好子のコラムVOL.95 中学受験を考えてみませんか?
今、6年制中学・高校の説明会が各校で行われています。hakken.の校長も各中学・高校の説明会に参加させていただいています。教育環境、友達環境などの理由から6年制中学を受験される方々も増えてきており、受験内容も以前とはかなり変わってきています。英検を持っている方はそれぞれの級によって、入学試験に加点される学校もあります。以前のような鶴亀算や旅人算などを学習しなくとも、小学校で習った内容の延長で合格できる中学校もあります。また、各6年制中学・高校もお父さまやお母さまの学生時代とはイメージや偏差値が大きく違うのが現状です。以前は偏差値がかなり低かった高校も今では高くなっており、偏差値の低い6年制中学でも、入学してからお子さまをかなりの精度で伸ばしてくれる学校も存在します。そんな昨今の受験事情を踏まえ、hakken.では私立中学専願入試対策コースを設置いたしました。小学校で習っている内容の延長で受験ができるコースに限り対応させていただいています。個人差はありますが、お子さまの負担を軽減した内容で受験ができるため、以前のような長時間の学習も必要なく受験できることがメリットとなります。特に・6年制のメリットである大学受験を有利にと考えていらっしゃる方 ・教育環境、友達環境を重視したい方 ・高校受験が不安な方 にお勧めしたいコースです。詳しくは各hakken.校長にご相談ください。

教室便り2507号 私立中学専願入試対策コースのご案内
hakken.の各校舎にて7月より新たに私立中学専願入試対策コースを開設致します。このコースは数年前より各私立中学で設置された専願入試に特化したコースとなります。専願入試とは、受験する中学校を第一希望とし、合格した場合は必ず入学する条件で、受験する方法です。専願入試の場合、一般入試よりも合格しやすい傾向があり、専願入試を設けている多くの中学校では、入試内容も公立小学校の内容に合わせたものになっているため、従来のような本格的な中学受験のための勉強をしなくても合格することが可能です。一般的な中学受験は小学校3年生の3学期ごろからスタートしますが、専願入試であれば、それよりも遅い時期からでも十分対策をすることができます。また、教科数も算数と国語の2教科や、英語や英検を活用した入試などがある中学校もあり、これまで以上に私立中学へ入学する方法が増えてきています。近年の公立中学校のカリキュラムや内申点評価に対する懸念などにより、私立中学校を選択される方が増えてきており、hakken.でもこれまでも中学受験や私立中・高に通う生徒様をご指導させていただいておりましたが、今回改めて、ひとつのコースとして私立中学専願入試対策コースを開設することに致しました。私立中学専願入試対策コースでは、各私立中学の専願入試に合わせて対策授業を行います。まだどこの中学校が第一志望か決めていない方、中学受験にはなにが必要なのかよくわからない方でもご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

会長増田好子のコラムVOL.95 親が我が子に一番与えたいもの
我が子に親が何をしてあげられるのか。何をすべきなのか。そしてどんな大人になってほしいのか。親御さまの想いはたくさんあるかと思います。優しい子に育ってほしいから、愛情豊かに接している。希望する職業に就き、豊かな人生を送ってほしいから、教育環境を整えている、スポーツで心身を鍛えさせている、などなど。人に優しくするとき、お子さま自身に余裕がないと優しくできません。また、希望する職業に就こうとするとき、お子さま自身が目標を持ち、日々の努力をすることが不可欠です。「余裕、目標、努力」どれを会得するのも、『自己肯定感』が必要となります。『自己肯定感』とは、ありのままの自分を肯定し、自分の価値を認識する感覚のことです。他者と比較せず、自分の長所と短所を含めて自分自身を認め、尊重することによって生まれます。『自己肯定感』が高い人は、自信を持って行動でき、物事を前向きに捉えることができます。では、親は子どもに何を与えれば、この『自己肯定感』が育つのでしょうか。それは「自信」です。小さな「自信」を積み重ねることから『自己肯定感』が育ちます。では、何をすれば「自信」を与えられるのでしょうか。一番簡単な方法は、見過ごしてしまいそうな行動や考え方を「ほめること」です。たくさんの生徒さんそして我が子、孫を見せていただいた経験上、今思うことは「叱る必要はほとんどない」ということです。直してほしいことは提案すれば、叱るより自己肯定感が育ち、前向きに自分の弱いところを成長させていきます。まずは、お子さまの見過ごしてしまいそうな行動や考え方を見つけることから始めてください。

教室便り2506号 小学生のうちに英語を書く練習をしよう!
2020年度より公立小学校で英語学習が導入されましたが、多くの小学校では、英語を読む、聞く、話すことの活動がほとんどで英語を書くことが少ないのが現状です。それにもかかわらず中学校に入学すると、小学校で学習した600~700個の英単語は書くことができる前提で授業がスタートします。そのため、小学生のうちに英語を書く練習をしっかりとしていないお子さまの多くは、中学校の英語学習につまずきやすくなっているのが現状です。一方で、ご自宅で英語を学習し、英検を取得したり、英会話教室に通われているお子さまは年々多くなってきています。ただ、ご自宅での英語学習や英会話教室で、しっかりと英語を書く練習が出来ていないケースも多く、英検は取っているのに、英会話教室に何年も通ったのに、中学校の英語のテストで点が取れないというお声もよく聞くようになりました。中学校のテストは書くことが中心で、内容も文法についてのものが多いため、英検や英会話だけでは、中学校のテスト内容が網羅出来ない事も多いです。もちろん、英検や英会話は無駄ではなく、英語の基礎を作るためにはとても重要な要素です。しかし、中学校のテストで点を取るためにはしっかりと書く練習をすることも必要です。そのため、hakken.の英検コースや小学生の英語コースでは英語を書くことにも力を入れています。英検取得や英語の基礎力を身につけることはもちろん、中学校やその先で求められる力も見据えて小学生の英語コースを設計しています。近年、小学生の英語コースの受講者も多くなってきており、英検をhakken.で取得する生徒も増えてきています。ご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
会長増田好子のコラムVOL.94 おかげさまで英検学習の生徒さんが増えています。
近年、hakken.では、英検コースを受講する小学生と高校生の方々が増えています。小学生は中学校に向けた準備だけではなく、中学受験やその先の受験を見据えて受講されている方もいらっしゃいます。また、高校生は大学受験を有利に進めるために英検取得を目指している方が多いです。例えば、Aさんは小3から英検を受験しはじめ、5級、4級、3級、準2級と立て続けに合格しました。今は2級取得のために勉強を続けています。この春中2になったBさんは小6で2級に、中1で準1級に合格することが出来ました。2級合格から約1年で準1級に合格するのは、最低でも340時間の学習が必要と言われており、英語が得意な高校生でもとても難しいことです。英語が苦手だったC君は高校生から英検の勉強を始め、高3の春に2級に合格し見事志望校に合格しました。小学生が英検学習だけを目指すと、中学英語に対応できず、成績が振るわないことをよく耳にしますが、hakken.の英検学習は、中学英語にもしっかりと対応できるカリュキュラムなので、安心して学習していただけます。また英語が苦手な高校生こそ英検にチャレンジすることをお勧めします。英検学習は何を学習したら良いかが明確なため、高校の英語学習よりは楽に学習を進めることができますし、英検準2級以上を持っていれば大学入試が有利になる大学が増えます。また、オンライン英会話も重ねて学習することで英検の二次試験対策はもちろん、リスニング、スピーキング力も伸ばすことができます。hakken.の校長は、みな週1回のオンライン英会話を自ら受講しています。生徒さんの立場に立ってサポートするためです。オンライン英会話を不安に思っているあなたも、hakkenなら安心して受講していただけます。
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教室便り2505号 2024年度英検合格一覧
2024年度は例年よりも多くの方が英検に合格することができました。黄色くハイライトが入っている生徒は、当該学年よりも上の学年の級を合格した生徒です。皆さんよくがんばりましたね!おめでとうございます! 英検の受検は全国的にも年々増えており、受検する年齢も低年齢化してきています。hakken.でも小学生で英検を受検する生徒がとても多くなっています。その背景には小学校で英語学習が実施されていることや、英検取得による入試での加点や試験の免除といた優遇措置があることもひとつですが、英語は幼児や小学生からでも早期学習しやすい教科のため、早期に2級や準1級を取得すれば、高校入試、更には大学入試において、英語学習に使う時間を少なくすることができ、他の教科に勉強時間を充てることができることも大きな利点です。hakken.の英検コースは、オンライン英会話なども活用し、「話す、書く、聞く、読む」の4つの技能すべてをUPできるように設計されており、英検取得だけでなく、高い英語力を身につけることを目的にしています。

会長増田好子のコラムVOL.93 お子さまの成長を後押しするチャンス到来
お子さまの成長を望まない親御さまはいらっしゃらないと思います。しかし、早急に望むのはNGです。成長するには時間がかかることをご承知いただけると、お子さま自身も努力することの楽しさが理解できるはずです。長く生きておりますと、学生時代にあまり目立たなかった人が、社会で活躍されたり、すばらしい人格者になられたりしていることをよくお見受けします。コツコツと目標に向かっていくことが、その方たちの共通点のように思います。目標を決めるとき、30歳や40歳になったお子さまをイメージして決められるとうまくいく確率が高くなります。例えば、「30歳や40歳になったとき、コツコツ努力できる人になる」ことを目標にするなら、「毎日学習ができない」お子さまには「週3日は30分学習する」ことを目標にされてはどうでしょうか。もちろん目標はお子さまと相談して決めます。目標を決めるとき大切なことは、ほんの少しの努力でできることを決めることです。クリアできたなら、目標のレベルを上げればいいのですから。そしてもう一つ大切なことは、目標を決めて実践していくとき何度となくお子さまと一緒に評価をし合うことです。もし、そのとき「週2日20分」しかできていなくても、「週2日20分」を褒め、改めて「週3日は30分学習する」を目標に進めていくことが大切です。お子さまを有頂天にさせ、自信を付けさせることが大切なのです。これらを続けていただくことで、お子さまが自分の成長を自分で楽しめる日がきっと来るはずです。気長に、そしてこまめにお子さまの目標を共有してあげてください。新学期、親子でそれぞれの目標が持てるといいですね。

教室便り2504号 4月からNHKラジオの英語講座を家庭学習に取り入れてみませんか
2020年度に小学校の英語教育が刷新されてから、より低学年の英語教育に関する意識が高まっているように思います。高校入試では英語の試験でリスニングの配点が40%近くをしめるところもあります。大学入学共通テストでは、出題内容の50%がリスニングに変わり、日本の英語教育は大きく変わってきています。従来の勉強方法のままでは、英語の「聞く・話す」対策は難しく、勉強の仕方を変えていく必要があります。また、英語の4技能の中で特に「聞く・話す」の2つは、筋力トレーニングのように日々のトレーニングが重要です。一番手軽に英語の「聞く・話す」をトレーニングできるおすすめは、NHKラジオの英語講座です。NHKラジオの英語講座は英語初心者からビジネス英語まで、さまざまなレベルの受講者に向けた講座があります。講座の時間は15分が基本で、中には5分、10分といった短時間の講座もあります。講師は日本でも英語教育においてトップクラスの方が担当しており、内容もとても充実しています。ラジオだと聞くだけのイメージですが発音練習の時間もあり、話す練習もできます。使用するテキストはほとんどの書店で購入できます。テキストもよく作りこまれており、英文を多読する教材としてもおすすめできます。1年間分のテキストを読めば、学校で1年間に習う英文の4倍以上の文章量を読むことができます。ラジオは時間が決まっているので学習が難しそうですが、今はスマートフォン用の無料アプリがあります。これを使えば先週分の放送を好きな時に、好きなだけ聞くことができます。そのため、合間の時間に聞くことが可能で、毎日の生活の中にも取り入れやすくなっています。また、もっと話すトレーニングもしたいと思われた場合は、hakken.のオンライン英会話がおすすめです。NHKラジオの英語講座や学校や家庭での日々の英語学習はいわば、筋トレのようなものです。そして、オンライン英会話は試合のようなものです。トレーニングだけでは単調でも、試合を組み合わせることで、やる気もUPし、成果も感じられ続けやすくなります。

会長増田好子のコラムVOL.92 話題のTVドラマ「御上先生」第1話で紹介された勉強法 「アクティブ・リコール」
「アクティブ・リコール」とは、自分で「思い出そう」とする勉強法です。特に勉強を復習する際に実践すると、とても効果があります。教科書やノートを見返したり、問題を解き直したりするのではなく、ただ自分の頭だけで思い出そうとすることです。ただ、何もないところからすべてを思い出すことは高度な能力を要するため、hakken.では教材を呼び水として使い、「思い出す」訓練を実践しています。学習した内容をできるようになるまで繰り返し解くことで、「思い出す」能力を高めていきます。私たちは、何かを記憶するというとき、「覚える」という作業と「思い出す」という作業の2つをこなしています。「覚える」といっても、漢字や英単語などの暗記教材だけでなく数学の計算や応用問題も「覚える」作業の一つです。hakken.教材には各問題の左側に何回目という表示があるのをご存じでしょうか。これは、「この問題は過去に何回学習して今回が何回目の学習」という復習回数を表しています。すべてのお子さまは同じ問題を、日を置いて2回解きます。1回目は説明を見て解き、2回目以降は説明なしで「思い出して」解きます。成績の良いお子さまは、2回目学習で終わり、次の学習日には同じ問題をとくことはありませんが、「思い出す」ことが苦手なお子さまはこの復習回数が多くなります。つまり、この復習回数を減らしていくことこそが、成績UPのためには必要不可欠です。

教室便り2503号 小学校と中学校はここが違う!
早いもので、今年度も終わりです。6年生は1か月後には小学生から、中学生へと変わります。中学生になると、勉強が難しくなり、部活動もはじまり、また学校の帰りが遅くなるなどたくさんのことが変わります。中学生になるとそれまでになかった責任と自立した行動が求められます。勉強面では、小学校と中学校ではテストの形式が大きく違います。小学校では ①一つの単元が終わったごとにテストを行います。 ②学校の先生は、大事なことを繰り返し授業で言ってくれます。 ③宿題をやっているか細かくチェックしてくれます。それに対し、中学校では年に定期テストは4~5回しかありません。 ①三つくらいの単元を一度に、しかも5教科もしくは9教科を同時にテストします。 ②授業で習わなかった教科書の細かいところや応用問題も、当たり前のように出題されます。 ③宿題やワークも毎日出るのではなく、テストが終わった後にまとめて提出します。基本的にはすべて自分でペースを決めて学習を進めていく必要があります。小学校のときのように、宿題をこなしているだけでは、良い点を取ることはできません。小学校のときはいつも100点ばかりだったのが、中学校になって50点しか取れなくなることはよくあります。中学校で平均点以上を取るためには、自分から率先して学習に取り組み、計画を立てて学習することがより求められます。具体的には、学校のワーク・問題集を学校の授業が進むたびに家で練習します。テスト前には、すべての問題をできるようになるまで繰り返し学習することが必要です。どこまでできるかで、中学校の成績はほぼ決まります。hakken.では、常に先取り学習をしています。学校の授業がより分かりやすくなるため、そしてテスト前にテスト対策の復習を行うためです。また、日々の学習でつまずいた問題をできるまで繰り返し学習しています。これにより、作業力、暗記力、定着力などの力が付いていきますテスト後には、一人ひとり面談をし、日々の学習方法などについてアドバイスしています。家庭学習の見直しを一緒に行い、自分で考え、自立した行動を取ることができるよう、サポートしています。充実した中学校生活を送れるよう、ご家庭でも今から準備をしていきましょう。

会長増田好子のコラムVOL.92 お子さまのことを1番に考えて
日常を過ごしていると、余裕がなくなって自分がしなければならないことを中心に行動してしまいます。かく言う私もそうで、幾度となく反省する場面があります。そんな時は、もう一度1日あるいは1週間の自分の行動を思い起こし行動の計画を立て直します。どうしてもしなければいけないことを優先して、後回しにしてもいいことは後回しにして、やらなくてもいいことはやらないと決める。人の手を借りることも大切です。ここで大切なことは「やらないことを決める」ことです。今やっていることを7~8割に絞り無理をしないことです。とてもきれい好きな方だと掃除に時間がかかるだろうし、お料理に時間をかけてみえる方もいらっしゃると思います。そこは少し自分のこだわりを捨て、手抜きをすることも覚える必要があるかもしれませんし、またなんらかの工夫で時短できることもあるかもしれません。このように、まず自分に余裕を持つことが大切だと思います。この自分に余裕を持たせることの過程が、自分を律することにもつながり、「親の背中を見せる子育て」にもつながります。そして、その余裕でできた時間をお子さまのことを観察したり、お子さまと過ごす時間にしていただいたりする「子どもファーストの時間」にあてていただくことをお勧めいたします。大人の余裕がお子さまの成長を後押しするはずです。

入試シーズン到来!!
入試シーズン真っ只中です。受験生はそれぞれの目標に向けて頑張っています!そんな受験生をhakken.は応援します!

教室便り2502号 入試を有利に進めるなら英検の取得がおすすめ
英語技能を測定する検定試験はたくさんあります。どれを受けようか悩まれる方も多いと思います。小学生~高校生が受験する場合、hakken.は英検をおすすめします。その理由は3つあります。一つ目は、受験級ごとに勉強ができることです。TOEICなどの検定試験は大人も子どもも同じテストを受け、点数で結果が出されます。そのため、高度な文法や、単語なども出題されます。英検は5級、4級と級ごとにテストが違います。例えば5級は中1相当の英文法、英単語しか出題されません。そのため、5級の内容を勉強し、合格したら4級の内容を勉強していくといったように英語の内容を分けて学習ができます。自分のレベルに合わせて勉強ができるため、試験対策がしやすいことが利点です。二つ目は、高校、大学入試に活用できることです。高校入試では、都道府県によっては私立に限らず、県立でも英検を取得していると、入試当日のテストの点数が保証されるなどの制度もあります。また多くの大学で英検を活用した受験が可能になってきています。取得している級にもよりますが、例えば英検準1級を持っていれば、共通テストが満点扱いになる大学もあり、試験自体が免除される大学もあります。英検の上位級を持っていれば、大学入試では有利になることが多くなってきています。三つ目は、試験内容に4技能(書く、読む、聞く、話す)が含まれていることです。過去の英検は読む・聞くだけでしたが、現在の英検では4技能すべての試験が行われます。今後は高校入試にも話すテストが導入されることが検討されており、中学校の定期テストにも導入されることが予想されます。また大学入試や共通テストとの関連性も高くなってきており、英検を勉強しておくことで、入試対策もしやすくなります。